臨床検査科の紹介

更新日:2024年10月04日

臨床検査とは

 病気の診断・治療効果・経過を知るために、医師の指示に基づいて行われる検査です。“科学的根拠に基づく医学検査・Evidence Based Medicine”の担い手として、臨床検査技師・視能訓練士の国家資格を有する技師が迅速・正確をモットーに24時間体制で勤務しています。臨床検査科で行われる検査は主に、患者さまから提出された血液・尿・便・喀痰などを検査する検体検査、患者さまに直接接して検査する生理検査に分かれます。

臨床検査の詳細
検体検査 生理検査 その他の検査
生理機能検査
  • アプノモニター
  • 尿素呼気試験
  • テレパソロジー
  • 眼科検査
  • 健診(検診)関連
詳しくは下記リンクをご覧ください。
その他の検査

院内では検査データの精確さ(精密で正確)を臨床検査検討委員会において内部精度管理を行い、日本医師会・臨床検査技師会主催等の外部精度管理に参加しています。また、2011年度から精度保証施設認証制度の申請を行い、認証を受けています。

各種認定技師の在籍

  • 血管疾患診療に関する専門知識を有した血管診療技師(CVT)認定資格を持つ技師の在籍。
  • 糖尿病診療に関する専門知識を有した糖尿病療養指導士(CDEJ)の認定資格を持つ技師の在籍。
  • 心臓カテーテルに関する専門知識を有した心血管インターベンション技師(CVIT)の認定資格を持つ技師の在籍。
  • 心電図読影に関する専門知識を有した認定心電検査技師の認定資格を持つ技師の在籍。
  • 微生物検査、感染制御に関する専門知識を有した認定臨床微生物検査技師、感染制御認定臨床微生物検査技師の資格を持つ技師の在籍。
  • 超音波検査(エコー)に関する分野の中で循環器領域の専門知識を有した超音波検査士 循環器領域の認定資格を持つ技師の在籍。

各種委員会への参加

臨床検査科では、輸血療法検討委員会、臨床検査検討委員会、院内感染予防対策委員会、の事務局を担っている他、医療安全管理委員会、医療情報管理委員会、サービス・広報委員会、栄養管理委員会等、各種委員会への委員を選出しております。

  • 栄養管理では、栄養管理が必要な患者さまの栄養サポートに医師や看護師、薬剤師、管理栄養士、作業療法士らとNSTに参加し臨床検査データから栄養状態の改善に助言を行っています。
  • ICT(感染制御チーム)では、医師、看護師、薬剤師、臨床検査技師が毎週1回、院内を巡回して院内感染防止対策を推進するとともに、近隣病院と協力して感染防止対策に取り組んでいます。
  • 輸血療法検討委員会では、医師、看護師、薬剤師らと共に、安心、安全、適正な輸血を行うため、輸血に関する啓蒙活動を行っております。

臨地実習の受け入れ

 当院は臨地実習協力病院に指定され、毎年2名まで実習生を受け入れており、臨床検査技師と平成16年度から取り組んでいる診療情報管理士(日本病院会認定)のダブルライセンス取得に向け指導に力を注いでいます。

臨床検査技師になるためには

 高等学校を卒業後、大学や専門学校で臨床検査技師の養成課程を修め、国家試験に合格しなければなりません。臨床検査技師は病院をはじめ保健所や衛生研究所、健診センターなど多くの職場で活躍しています。

リンク

この記事に関するお問い合わせ先

市立病院経営管理部 総務課 総務係
電話番号 0165-23-2166(代表)

お問い合わせフォーム

このページに対するみなさまのご意見をお聞かせください。
よりよいページにするため改善点をお知らせください。