生理機能検査

更新日:2023年02月15日

12・18誘導心電図・負荷心電図

  • 12・18誘導心電図:両手、両足、胸部に電極を装着し、心臓の電気的変化を波形として表します。心筋梗塞、狭心症、不整脈などの診断に有用です。
  •  負荷心電図:運動等の負荷をかけることで、狭心症、不整脈の重症度や治療効果を評価します。潜在的な冠動脈疾患の診断をするための検査です。トレッドミル負荷試験等があります。
中型の画面に波形が表示され、左側に沢山のコードがぶら下がっている誘導心電図の機器の写真
右の壁側にルームランナー、左側に波形が表示された機器が設置されている負荷心電図の機器の写真

長時間心電図(ホルター心電図)

 24時間分の心電図を連続記録し、不整脈や失神発作・胸痛等の心臓疾患の症状の解明に有効です。

長時間血圧測定

 24時間分の血圧を連続記録(昼間15分間隔、夜間30分間隔)します。

心室遅延電位(LP)

 心電図を加算することで虚血性心疾患や心筋疾患を評価します。

脈波図(PWV・ABI・TBI)

 両腕と両足の血圧を同時に測定し、動脈硬化の進行度や下肢動脈の狭窄を評価します。

肺機能検査

 肺の機能を評価する検査で、COPD、喘息や肺気腫・間質性肺炎等の診断に有用です。

台の上にパソコンとプリンターが置かれ、左側にホースに繋がった機械と2本の細いガスボンベが設置されている肺機能検査の機器の写真

脳波検査

 脳の電気的活動を波形で記録します。主にてんかん・けいれん・意識障害・頭痛など症状がある場合、機能的な変化を記録します。

パソコンのディスプレイに波形が表示され、下に設置された機械から用紙が出力されている脳波検査の機器の写真

心臓超音波検査

 心臓超音波は心臓を胸の表面からアプローチする経胸壁検査と、食道内からアプローチする経食道検査を実施しています。心臓の形態、動態の観察、また血液の流れ等を画像で評価します。

経胸壁検査で映し出された心臓の画像の写真
経食道検査で映し出された心臓の2つの画像の写真

血管超音波検査

 頚動脈・下肢動静脈・腎動脈等の血管の動脈硬化の進行度や血管の内腔の評価(狭窄、閉塞)をします。

血管の内腔の断像が映し出された血管超音波検査の画像の写真

腹部超音波検査

 腹腔内の臓器の異常を検査します。肝臓・胆嚢・膵臓・脾臓・腎臓等の形や性状、腫瘍等の有無や血液の流れを評価します。 PEIT・ラジオ波、造影検査等肝癌治療にも係っています。

沢山のプローブなどのコードが付いて画面に波形が表示されている腹部超音波検査の機器の写真
腹腔内の臓器が映し出された腹部超音波検査の画像の写真

その他の超音波検査

 甲状腺・乳腺・膀胱・子宮・卵巣・消化管・虫垂等、多岐にわたります。

喉の左と右を映し出した甲状腺の超音波検査の画像の写真

この記事に関するお問い合わせ先

市立病院経営管理部 医事課 医事係
電話番号 0165-23-2166(代表)

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