一般検査

更新日:2023年02月15日

一般検査では尿・便等の検査の他に、髄液・腹水・胸水・膵液・関節液などの体腔液検査を実施し、これらの細胞成分や生化学性状などを検査しています。また、便中の寄生虫卵の検査も実施しています。

尿検査

 一般検査で実施している尿検査は主にPHや比重等の一般性状や蛋白、糖、潜血等の化学的検査を尿試験紙で検査する尿定性検査と、尿を一定の条件で遠心し、分離された沈渣成分に細胞類や結晶類等が含まれているかを鏡検する、尿沈渣検査があります。尿検査は初診の患者様や健康診断での病気のスクリーニング検査として利用されるだけでなく、治療効果や薬剤の副作用等の判定にも役立ちます。当施設では従来、鏡検で行っていた尿沈渣をできる限り自動化し効率化を図っています。

薄ピンク色に染色された細胞の写真
尿検査をする箱型の機械の写真

便潜血検査

 便潜血検査は消化管からの出血の有無を診る検査で、当院では食事等の影響を受けないヒトヘモグロビンに特異度の高い免疫法を用いており、大腸がんのスクリーニング検査にも有用です。

この記事に関するお問い合わせ先

市立病院経営管理部 医事課 医事係
電話番号 0165-23-2166(代表)

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