マイ・タイムラインをご存じですか?

更新日:2023年02月15日

「マイ・タイムライン」とは?

洪水などの災害が発生した際に、「どんな状態になったら」「何をするのか」を整理した個人ごとの防災計画です。

大雨で河川の水位が上昇したときなどに、自分自身のとるべき行動をあらかじめ整理しておくことで、急を要する場面に役立てることができます。

マイ・タイムラインを作成するにあたって知っておくべきこと、考えておくことを、実際のタイムラインを例に紹介します。

ステップ1 「知る」

ハザードマップを確認し、水害リスクを知る

川が増水している画像

マイ・タイムラインをつくるための第一歩は、ハザードマップの確認です。

ハザードマップでは、自分が住んでいる場所について「どのような立地か」「川は近くにあるか」「危険度はどのレベルか」「避難場所はどこか」などを知ることができます。

災害を『対岸の火事』と思わず、自分のこととして水害リスクを正しく認識しましょう。

ステップ2 「気づく」

災害時のさまざまな情報を理解する

災害が発生しそうなとき、道や市、気象庁などからさまざまな情報が発信されます。

特に、洪水などの災害は短時間で状況が変化するため、その時々でとるべき行動も変わります。

マイ・タイムラインは、時間軸で防災行動のめやすを示すものです。

発信される災害情報を正しく理解し、最善の行動につなげましょう。

警戒レベルの意味や注意報・警報などの「情報」を正しく理解し、「自分の行動」につなげて考え、避難行動をとるうえでの課題を発見しましょう。

ステップ3 「考える」

具体的な行動をシミュレーションする

リスクを知り、情報を正しく理解できれば、災害時にとるべき最善の行動が見えてきます。

マイ・タイムライン作成準備の仕上げとして、「いつ」「何をするか」を考えます。

川の水位が上昇したら」「洪水警報が出たら」など、具体的な状況を想定し、自身の生活環境(住んでいる場所、一緒に暮らしている人、避難場所までの距離、持病の有無など)を考慮したうえで、とるべき行動を考える必要があります。

自分に合わせたマイ・タイムラインの作成が重要です。

ステップ4 「マイ・タイムラインをつくろう」

ステップ1から3を参考に、まずはつくってみる

マイ・タイムラインは、「災害の時間」「各機関から発信される情報」をもとに「自分のとるべき行動」を考えます。

これにより、どのタイミングで何をすべきかを明確にできます。

ステップ1から3を参考に、まずはつくってみましょう!

作成の前に、『あなたの暮らし』事前チェック!

住まいの危険度チェック(ハザードマップなどで確認)
  • 住まいの浸水深は何メートル?
  • 住まいの浸水継続時間は何時間?
家庭の状況チェック(避難行動に反映させよう)
  • 車・ペット・持病薬はある?
  • 支援が必要な人と同居してる?
避難先のチェック(実際に経路をたどってみよう)
  • 指定避難所までの経路は?
  • 避難できそうな親戚・知人宅は?

マイ・タイムラインの一例と作成のポイント

この記事に関するお問い合わせ先

総務部 総務課 行政係
電話番号 0165-26-7784

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