DXについて学ぼう

更新日:2025年07月07日

でっかいDXと書かれている本の前に人間が立っている

最近よく聞く「DX」という言葉。具体的にどのようなものなのか、少し分かりづらい言葉ではないでしょうか?
実は、すでに私たちの身近なところでDXはすすんでおり、日々の生活が便利になっています。
今回は、DXの概要や市での取り組み、市内の先進事例などとあわせて、みなさんの生活にどのような影響をもたらしているかを紹介します。

そもそもDXとは?

DXは「Digital Transformation(デジタルトランスフォーメーション)」の略で、技術の進歩やデジタル化によって「生活やビジネスが変化すること」を意味します。
いま、日本全国でDXがすすめられている目的は、「便利で豊かな暮らしやすい社会の実現」です。

そのうえで、業務そのものや、組織や企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立する意味合いもDXという言葉に含まれています。

実はたくさんある!?身近なところで起きているDX

DXは、私たちの生活にいきなり起きたわけではなく、DXという言葉が使われる前から、技術の進歩によって少しずつすすんでいます。すでに、生活にかかわる多くの場所でDXがすすんでいます。

男性がスマートフォンで電話をしている様子。

固定型から携帯型へどこからでもかけられて「1人1台」が当たり前に

自宅からインターネットを使いスマートフォンで買い物をしている様子

おみせに行かなくてもインターネットを通じて自宅で買い物ができる

会計を電子決済で済ませている様子。

現金がなくてもクレジットカードやスマホ決済で支払いスムーズ

市役所のDXの取組み

手続きのオンライン化

行政の各種手続き(住民票・所得証明書の発行など)が、オンラインでできるようになりました。
オンライン化によって、市民の利便性が向上したほか、職員の業務効率化のきっかけになっています。

  • 自宅で手続きして、書類も届く
  • 待ち時間なしで手続きできる
  • 24時間いつでも対応

オンライン手続きの一覧は下記リンクからご確認ください。

けんしん予約システム

各種がん検診や若年者健診、特定健診などの予約が、オンラインでできるようになりました。
スムーズに予約できるようになり、予約状況もすぐ確認できるようになったほか、職員の負担軽減になっています。

  • 待ち時間なしで、予約がスムーズ
  • 定員や予約状況が確認できる
  • 全日程が掲載されていて、予定が立てやすい

業務の効率化推進

男性が作業している上をクラウド上でいろいろな機能が飛んでいる様子。

決算資料作成業務などの効率化

各部署が個別に作成していた決算資料などを、自動計算が可能な統一フォームへの入力システムへ移行しました。
これにより、作業方法と決算書などの様式が全庁的に統一され、作業時間を大幅に短縮しました。

また、仕様を統一したことで、人事異動で部署が変わっても業務に影響が出なくなりました。

各部署へのDX推進員の配置

各部署に1人ずつ、若手職員を中心に「DX推進員」を配置し、デジタル技術を活用して効率化を図る業務の検討をすすめています。

民間でも実践!市内事業所によるDXの取組み

士別軌道「バス位置情報配信サービス」

市内のバスが今どこを通っているか分かる地図のアプリ

令和3年12月に導入した、「いまバスがどこを走っているかが分かる」サービスです。
バス停にあるコードをスマホで読むと、路線図とともに現在のバスの位置情報がアルタイムで表示されます。バスが近づくとアラームで知らせる機能((注釈))もあり、待ち時間に別の用事を済ませることもできて便利です。
現在、対応している路線は「市内循環線」「朝日線」「市内わくわく買物線(冬期)」の3線です。
(注釈)地図情報アプリ「PINA」(無料)のダウンロードが必要です。

自分の現在位置とバスの現在位置が分かります。

 

 

士別ハイヤー「配車システム」

全車両の位置データ画面。走行中のタクシーがで表記されている。配車先に近い車両がすぐに分かる。

全車両の位置データ画面。走行中のタクシーがで表記されている。配車先に近い車両がすぐに分かる。

令和3年4月に導入した、「電話受付から配車をより効率的に行う」システムです。
このシステムで、全車両の位置が常に本社で確認できるようになりました。
これにより、配車先にもっとも近い車両の検索がスムーズになり、より迅速な配が可能になりました。
また、各車両とのやり取りのデータ通信化や、位置情報の登録などの効率化により、無線連絡や現在位置の確認作業がなくなったことで、職員の負担軽減や利便性向上につながっています。

デジタルで生活を便利に

デジタルツールは難しい…と感じる人は多いと思います。
しかし、身近にあるさまざまなものが、デジタル化されて便利に使えるようになってきています。
「よく分からない」デジタルツールも、使ってみれば「便利なもの」に変わります。
ちょっと勇気を出して、便利な道具を使ってみませんか?

広報紙でも掲載しています

2024年7月号の広報の表紙。絵本を二人の女性が子供たちによみきかせをしている様子

本ページの内容は、広報しべつ令和6年7月号にも掲載しています。

市内各所で配付している紙面のほか、本ホームページでも閲覧できます。

より詳細な内容となっていますので、興味のある方は、下記ページからご覧ください。

この記事に関するお問い合わせ先

総務部 総務課 DX推進係
電話番号 0165-26-7707

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