学校における消費者教育の取組

更新日:2025年05月01日

士別地区広域消費生活センターでは、消費者が生涯にわたって消費生活や消費者問題について学習できる環境づくりに取り組んでいます。

学校における消費者教育

学校教育においては、「安全・契約取引・情報・環境」の4つの主要部分に沿って「実社会で行動できる力」を身につける消費者教育を行っています。

近年特に、無料オンラインゲームやネット通販・副業サイトなど、インターネットやスマートフォンに関連する消費者トラブルに巻き込まれ、被害に遭う「小学生・中学生・高校生」が増えています。
トラブルを未然に防ぐためには、一人ひとりが消費者として正しい知識や技術・心構えを習得し、行動できる力を養うことが大切です。

消費者教育は学校のみならず、家庭・地域・職域など社会との交わりから学ぶことが多く、生涯的な学習といえます。今後、生徒・講師共に楽しく学べるプログラムを提供し、家庭・地域等との連携のもと、消費者教育を支援していきます。

パワーポイントを利用しながら生徒に説明する様子
黒板前で金銭教育ゲームをする生徒たちの授業風景の写真
白衣を着た女性が黒板に貼ってある資料を見ながら生徒達に説明している授業風景の写真

講座の内容紹介(抜粋)

士別市オリジナル副読本「くらしのノート」~日常の消費生活における参考書・副読本として~

平成23年度に、消費者教育授業に沿った内容で副読本的役割を担うことを目的に、士別市独自の 「くらしのノート(中・高生版)」を4,800冊作成し、中・高生及び小学生の保護者、公共施設他消費者行政関係機関へ配布しました。平成28年度、令和3年度には改訂版を作成し、各2,000部増刷。新中学生対象に、小学校・高等学校には保管用として、他教員の方にも配布しています。

消費者教育研修会(教員・PTA対象)

士別地区広域消費生活センターでは、相談体制の充実を図ることを目的に、弁護士・司法書士など特定の分野の専門家を講師とした研修会を実施しています。行政担当職員や教員、各相談機関等のネットワークが強化され、支援体制が確立されることを目指しています。

士別市消費者教育支援セミナー

スマートフォンの普及により、オンラインゲームやSNSなど、コミュニティーサイト等で小中高生がトラブルに巻き込まれることが増えています。インターネットを上手に利用し、子どもたちを守ることを目的に、教員や保護者を対象とした専門家による研修会を実施しています。

令和6年度の実施内容

  • 講話 保護者が経験していないデジタル時代を生き抜く青少年を育むために
  • 講師 株式会社ラック サイバー・グリッド・ジャパン副GM 吉岡良平氏
PTAの前で講話をする男性の写真
PTAの前で講話をする男性の写真

令和7年度実施予定

日時:令和7年7月9日(水曜日)午後5時~6時30分

場所:市役所2階 会議室201~203

講演:大人になってもネットやスマホを上手に使って活躍するために

講師:株式会社ラック サイバー・グリッド・ジャパンICT利用環境啓発支援室

シニア・フェロー 吉岡良平氏

この記事に関するお問い合わせ先

市民部 くらし安全課 くらし安全係
電話番号 0165-26-7736

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