薬剤師の活動

更新日:2026年05月01日

薬剤師は「薬の専門家」として、他職種と連携しながら安全で質の高い薬物療法を提供することで地域医療を支えています。

当院の薬剤部では薬剤師5名、薬剤補助2名で業務を行っています。

薬のことは、なんでもご相談ください。

薬剤部が行っている主な業務内容

調剤・製剤業務

調剤室

内服薬と外用薬を保管・管理し、主に入院患者さまの薬を調剤しています。

当院では電子カルテと処方オーダリングシステムを導入しており、医師が入力した処方せんを薬剤師はすぐに確認することができます。

薬剤師は処方された薬の用法用量だけでなく、電子カルテにて検査結果、副作用の有無、重複投与が無いかなどを確認してから調剤しています。

当院では全自動錠剤分包機、全自動散薬分包機、全自動軟膏練り機を導入しており、より効率的かつ衛生的な調剤ができるよう配慮しています。

調剤室の様子
調剤室で薬剤師が調剤している様子

注射室

当院で使用する注射薬を保管・管理しています。

医師が入力した注射処方せんに基づいて薬品の投与量・回数が適切か、薬品同士の配合変化などを電子カルテの情報と照らし合わせながら確認し、患者さまごとに薬剤師が取りそろえて病棟へ払い出しを行っています。

製剤室

製剤室で薬剤師が製剤している様子

製剤室では無菌的な作業が必要な薬品の調製を行っています。

院内製剤はクリーンベンチにて調製しています。

院内製剤とは市販されていない薬が必要な場合に安全性・有効性について審議し、医師の指示のもと薬剤師が調製する薬のことです。

注射薬の抗がん剤は、人体内に直接使用するので、特に正確で衛生的な作業が要求されます。

当院のがん化学療法で使用する注射薬は全て薬剤師が専用の安全キャビネットにて調製を行ってから外来・病棟へ払い出ししています。

また一部の薬剤に閉鎖式システムを導入することで調製者への抗がん剤の曝露対策にも取り組んでおります。

薬品管理業務

当院では入院患者さまの薬は内服薬・注射薬ともに薬剤部にて患者さまごとに調剤・取り揃えを行っております。

これにより医師の急な処方の追加・変更にも薬剤師が柔軟に対応することができます。

調剤された薬は別の薬剤師が再度確認を行った上で各病棟に払い出しされます。

その他にも患者さまの急な容態変化や医薬品の流通不足にも対応できるよう、院内で使用・保管されている医薬品を適切に過不足なく管理する業務も行っています。

医薬品の中には冷所、遮光、防湿など保管方法が決まっているものが多くあり、それぞれの医薬品の特徴ごとに保管しています。

特別な管理が求められる薬(麻薬・毒薬・向精神病薬・血液製剤など)の管理・帳簿の記録や当院の化学療法で使用するレジメンの確認も薬剤部で行っております。

医薬品の保管
薬品の保管業務を行っている薬剤師の様子
医薬品の管理業務を行っている薬剤師の様子

薬品情報管理業務

医師や看護師から薬に関する問い合わせを受けて対応することや、日々更新されていく医薬品の情報を迅速かつわかりやすく他の医療スタッフに伝達するのも薬剤師の役割です。

当院では紙媒体だけでなく、電子カルテからも薬剤師のお知らせとして情報が閲覧できる体制をとっております。

病棟業務

病棟業務を行っている薬剤師の様子

各病棟に担当の薬剤師を配置し、薬剤管理指導業務を行っています。

当院に入院される患者さまは当院をかかりつけ病院にしている方だけでなく、他の病院やクリニックに通院されている方も多いです。

当院では薬剤師が診療情報提供書やおくすり手帳を確認し、現在使用している薬について電子カルテに情報を入力するだけでなく、副作用歴の有無、手術や内視鏡治療・造影検査の際に休薬する必要のある薬を飲んでいないかなどにも注意しています。

入院中に薬物血中濃度モニタリング(TDM)を行った場合、その投与設計は病棟薬剤師が中心となって実施しています。

また、退院して自宅へ戻った場合に正しく薬物治療が受けられるように、入院中に患者さま自身で薬を管理するための練習も薬剤師が中心となって行っております。

患者さま自身で薬が管理することが難しい場合には、服薬カレンダーを用いた練習を行い訪問看護や家族が介入することを想定した管理を提案します。

飲み薬だけでなく、吸入薬や自己注射薬も薬剤師が見本をみせながら使い方や注意点などを丁寧にお伝えしています。

チーム医療の推進

それぞれの専門スタッフが協力してより良い医療を提供するなか、薬剤師は様々な薬の知識を活かして他職種と連携しています。

病棟でのカンファレンスや栄養管理委員会への参加、感染制御チーム(ICT)にも薬剤師が関わっております。

エンド・オブ・ライフ・ケアのカンファレンスに参加した際には、薬剤師の視点から患者さま個人の立場に寄り添った薬物療法について提案することもあります。

認定・専門資格

  • 日本病院薬剤師会 病院薬学認定薬剤師
  • 日本病院薬剤師会 感染制御認定薬剤師
  • 日本化学療法学会 抗菌化学療法認定薬剤師

当院では一緒に働く薬剤師を募集しております。

当院の薬剤部は地域に密着した病院で入院・外来を通じて薬剤師が幅広い業務に関わっています。

この記事に関するお問い合わせ先

市立病院経営管理部 総務課 総務係
電話番号 0165-23-2166(代表)

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