「大野家住宅主屋(旧大野組事務所兼主屋)」が国登録有形文化財(建造物)になりました
国の文化審議会は、令和元年7月19日開催の同審議会文化財分科会の審議・議決を経て、文部科学大臣に対して「大野家住宅主屋(旧大野組事務所兼主屋)」を登録有形文化財(建造物)として登録するよう答申しました。
令和元年12月5日付けの官報告示を経て、正式に国登録有形文化財(建造物)となり、令和2年3月に文化庁から登録プレートが届けられました。
文化財概要
- 名称:大野家住宅主屋(旧大野組事務所兼主屋)
- 所在地:士別市大通西1丁目1918-5他
- 建設年代:昭和2年建設、昭和13年頃増築
- 登録基準:「2 造形の規範となっているもの」
- 特徴
かつて士別屯田兵(とんでんへい)村と呼ばれた地区に建設した、代々建設業を営む旧家の住宅。
主屋は昭和2年建築で、敷地西側中央に西面して建つ木造平屋建で、内部には応接室などの洋室を配す。和風民家への洋室導入の有り様を伝える上質な建物。
(注意)「大野家住宅主屋(旧大野組事務所兼主屋)」は士別市の所有ではなく、 個人の所有であり、現在、一般公開しておりません。無断で立ち入ることのないようよろしくお願いします。
登録有形文化財(建造物)とは
文化財保護法に基づき、建設後50年を経過している建造物で、次のいずれかの基準にあてはまるものが対象となります。
- 国土の歴史的景観に寄与しているもの
- 造形の規範となっているもの
- 再現することが容易でないもの
登録有形文化財(建造物)について詳しく知りたい方は、文化庁のホームページをご覧ください。
この記事に関するお問い合わせ先
教育委員会生涯学習部 社会教育課 社会教育係
電話番号 0165-26-7308
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更新日:2023年02月15日