新年を祝って

更新日:2024年01月01日

渡辺市長のスーツ姿の写真

士別市長 渡辺 英次

あけましておめでとうございます。

市民の皆さまにおかれましては、希望に満ちた輝かしい新春を健やかに迎えられたこととお慶び申し上げます。

また、日頃より市政にお寄せいただいておりますご支援とご協力に対し、心から感謝を申し上げます。

 

さて、昨年を振り返りますと、基幹産業であります農業は、雪解けは早かったものの、9月に入っても高温状態で昼夜の寒暖差が少なく、水稲は平年並みで、畑作物については全般的に収穫量が低い結果となりました。今年は、農作物全般にわたって豊穣の秋が迎えられることを切に願っているところです。

また、新型コロナウイルス感染症による社会的な制限が緩和され、市内での各種イベントなども活性化してきました。

8月には、「全国高等学校総合体育大会ウエイトリフティング競技大会」が本市で開催され、大会運営に市民をはじめ士別翔雲高校や士別東高校の生徒など多くの方にボランティアとして協力いただくなか、全国各地から多くの選手や関係者が来市され、合宿の里士別を大いに盛り上げることができました。

地元高校生の活躍もめざましく、全国ウエイトリフティング競技大会や「全国商業高校英語スピーチコンテスト北海道予選大会」における入賞、「全国高等学校定時制通信制体育大会卓球大会」への出場など、輝かしい成績をおさめました。士別翔雲高校野球部が「全国高等学校野球選手権北北海道大会」に出場し、準決勝まで勝ち進む成績をおさめたことも、記憶に新しいところです。

 

一方、長期化するロシア・ウクライナ情勢などの影響による、燃料・物価の高騰や急激な為替変動が、市民生活や市内経済に大きな影響を与えていることを受け、住民税非課税世帯に対する現金給付の実施をはじめ、学校給食費や介護・障がい者施設への支援など、さまざまな緊急対策を講じてきました。

 

本年においても、不透明な社会情勢が続くことが想定されますが、国や本市を取り巻く状況をしっかりと認識するなかで、市民生活と地域経済を守り抜く気概を持ち、市民の皆さまが夢や希望を語れるよう、地域経済の活性化や人材の確保・育成、福祉・教育の拡充などの取り組みを通して、引き続き「市民が豊かにいつまでも安心して暮らせるまち」の実現をめざした市政運営にまい進してまいります。

 

結びに本年が市民の皆さまにとりまして、元気で笑顔があふれる年となりますよう心からお祈り申し上げ、新年のあいさつといたします。

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