第2期士別市まち・ひと・しごと創生総合戦略

更新日:2023年02月15日

  • 士別市では、平成27(2015)年度から令和元(2019)年度までを計画期間とした「第1期士別市まち・ひと・しごと創生総合戦略」に引き続き、将来にわたって活力ある地域を維持することをめざし、令和2(2020)年度から令和8(2026)年度を期間とした「第2期士別市まち・ひと・しごと創生総合戦略」を策定しました。
  • 策定にあたっては、市民及び産業界、行政機関、教育機関、金融機関、労働団体、報道機関など、産官学金労言等の代表者で構成する「士別市まち・ひと・しごと創生総合戦略会議」での審議・ご意見を踏まえ策定しました。

「士別市まち・ひと・しごと創生総合戦略」の概要

1.人口ビジョン

 人口ビジョンは、まちづくり総合計画との連動性を考慮し、2026年の将来人口を「17,800人」、2060年の将来人口を「11,000人」と展望します。

2.総合戦略

 本市は、6つのまちの個性(未来型農業実践のまち、サフォークランド士別、合宿の里、自動車等試験研究のまち、生涯学習のまち、水とみどりの里)を生かし、様々な取り組みを進めています。
 「第2期総合戦略」では、第1期総合戦略で取り組んできた「農業未来都市創造」と「合宿の聖地創造」の2つの柱に加え、新たに「まちの未らい創造」を掲げました。

まちの未らい創造のチャート図

まちの未らい創造

左:士別市の郊外を写した航空写真、右上:たくさんの市民の人達が集まっている様子を上から写した写真、右下:牧草地で羊にえさを与えている男の子の写真

基本目標

時代に合ったまち、機能的で持続可能な”コンパクトタウン”をつくる

 人口減少を抑制するためのカギとなる合計特殊出生率を向上させるためには、総合戦略で掲げる3つの重点プロジェクトを「連携」して進めていくとともに、まちづくり総合計画の着実な進行が必要です。
 「まちの未らい創造」では、移住・定住や広域観光の視点を強化するとともに、本市の強みである6つのまちの個性(未来型農業実践のまち、サフォークランド士別、合宿の里、自動車等試験研究のまち、生涯学習のまち、水とみどりの里)を生かした取り組みや創意工夫を凝らした全国へのPRにより、経済の活性化と交流人口のさらなる拡大を図ります。
 また、Society5.0など新たな社会の流れのなかで、本市の地域性を生かした企業誘致や試験研究等により、「関係人口」の創出・拡大を図るとともに、機能的で持続可能なコンパクトなまちをつくります。

数値目標

  1.  合計特殊出生率
    • 目標値 1.50(2026年度)
    • 基準値 1.36(2012年度)
  2.  交流人口
    • 目標値 1年あたり460,000人(2026年度)
    • 基準値 1年あたり334,312人(2018年度)

基本施策

  1. コンパクトタウンの推進と交通ネットワークの充実
  2.  まちなか拠点の整備による賑わい創出
  3.  移住・定住パッケージの構築
  4.  広域連携による着地型観光の深化
  5.  “羊のまち士別”ブランドの確立
  6.  Society5.0の推進
  7.  遊休財産の活用も含めた企業誘致等によるまちの活性化

農業未来都市創造

左上:女性がたくさんの苗をのせた田植え機に乗っている写真、右下:お肉とポテト、ブロッコリーが白いお皿に盛り付けられた写真、右:一面に続く稲穂を二台の機械で刈り取っている写真

基本目標

持続可能な足腰の強い農業・農村をつくる

 農業者の減少・高齢化が進むなか、農業生産に必要な農村環境や地域コミュニティの維持、担い手不足による遊休農地の発生などが懸念されています。
 農家戸数の減少を抑え、農業の原点となる「土づくり」、生産基盤の整備による「収量アップ」、担い手や労働力対策等の「人づくり」、豊かで活力ある「農村づくり」、加えて、本市のまちづくりの柱の1つであるサフォーク羊を生かした多面的な取り組みを推進するとともに、社会経済環境の急激な変化にも耐えることができる、持続可能な農業・農村をつくります。

数値目標

  1.  農家戸数
    • 目標値 450戸(2026年度)
    • 基準値 585戸(2018年度)
  2.  成雌めん羊飼養頭数
    • 目標値 1,000頭(2026年度)
    • 基準値 614頭(2018年度)

基本施策

  1. 持続可能な生産基盤の確立
  2.  担い手の確保・多様で安定的な経営体の育成
  3.  スマート農業の推進
  4.  サフォーク羊の供給体制の充実

合宿の聖地創造

右:マラソンの外国人選手3名と日本人選手2名が道路を走っている写真、右上:スキージャンプをしている選手の写真、右下:ウエイトリフティングをしている選手の写真

基本目標

合宿の聖地をめざして

 「合宿の里士別推進協議会」を中心に、官民一体となったスポーツ合宿の里づくりを前進させ、合宿の聖地創造をめざすとともに、合宿人口の拡大を図ります。

数値目標

  1.  合宿者数
    • 目標値 延24,900人(2026年度)
    • 基準値 延24,223人(2018年度)
  2.  招致チーム数
    • 目標値 延500チーム(2026年度)
    • 基準値 延487チーム(2018年度)

基本施策

  1. 合宿受け入れ態勢と招致活動の充実
  2.  生涯スポーツの推進
  3.  各種イベントの充実
  4.  オリンピックムーブメントの推進

士別市ならではの地方創生

 この3つの柱の連携による地方創生の深化により「教育」「子育て」「健康」「雇用」「交流」「観光」「環境」の7つの分野(7つのK)に波及させることで、地域経済の発展と人口減少対策を図るとともに、SDGs(持続可能な開発目標)の視点を関連づけています。

士別市ならではの地方創生が描かれたチャート図

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この記事に関するお問い合わせ先

総務部 企画課 秘書創生係
電話番号 0165-26-7814

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