残さず食べよう349(サフォーク)運動~もったいないの気持ちを行動に!~
『食品ロス』という言葉を聞いたことがありますか?
まだ食べられるのに廃棄されてしまう食品のことを『食品ロス』といいます。
日本では、年間2,402万トンの食品廃棄物等が排出されており、このうち食品ロスに相当するのは523万トンにおよびます。
国民一人当たり換算で1日に約114グラム、士別市全体では1年間に約700トンが発生している計算となります。(出典:農林水産省及び環境省「令和3年度推計」)
残さず食べよう349(サフォーク)運動の取り組み
食品ロスは、家庭をはじめ様々な場所で発生しています。
そのうち飲食店で発生する食品ロスでは、食べ残しによるものが相当程度を占めていると言われています。
宴会での食べ残しの割合は14.2%と高い率で、7皿のうち1皿が廃棄されている計算になります。食品・レストランの3.6%、結婚披露宴の12.2%と比較しても高い割合です。
この宴会での食品ロスを削減させるため、士別市では、開会からの34分間と、閉会の9分前には自分の席に座って料理を楽しみましょうという『残さず食べよう349(サフォーク)運動~もったいないの気持ちを行動に!~』に取り組んでいます。
食品ロスを削減し、せっかくのおいしい料理をゆっくり味わうため、皆様もぜひ取り組んでみてください。
食品ロスについて学ぶ
食品ロスを減らすための小さな行動も、一人ひとりが取り組むことで、大きな削減につながります。
日常生活においては、買物時に「買いすぎない」、料理を作る際「作りすぎない」、外食時に「注文しすぎない」、そして「食べきる」ことで食品ロスの削減につながります。
また、環境省や農林水産省、消費者庁などでは、食品ロス削減への様々な取り組みを行っています。
日常生活で実践できる取り組みも多数ありますので、食品ロスについて学び、その削減のためできることから始めませんか。
この記事に関するお問い合わせ先
健康福祉部 保健福祉センター 食育推進係
電話番号 0165-22-2400
更新日:2023年11月13日