インフルエンザ、新型コロナウイルス以外の感染症情報について
ヘルパンギーナ
9月10日に名寄保健所より警報が発令され、流行がみられています。
9月1日から9月7日までの1週間における定点医療機関からの報告数が、警報基準である6人以上となっています。
ヘルパンギーナとは
- 患者の年齢はほとんど4歳以下です。
- 2~4日の潜伏期の後、突然の発熱に続いて咽頭粘膜の発赤が顕著となります。
- 口腔内、主として喉に直径1~2ミリメートル、場合により大きいものでは5ミリメートルほどの小さい水疱が出ます。水疱はやがて破れますが、浅い潰瘍になり痛みを伴います。
- 2~4日で発熱は治まり、それに続いて、水疱も消失します。
- 発熱時に熱性けいれんを伴うこともありますが、ほとんどは経過良好です。
感染経路
- 飛沫感染(感染した人の咳のしぶき(飛沫)を吸い込むことによる感染)
- 接触感染(感染者との接触による感染)
- 糞口感染(便と一緒に排せつされたウイルスが口に入ることによる感染)
特に保育施設など乳幼児が集団生活を行う場所では、集団感染が起こりやすいため、注意が必要です。
予防と対策
- 発病を予防できるワクチンや薬はありません。日頃から「手洗い・うがい」といった感染対策を生活習慣にすることが大切です。
- 発症後2~4週間頃まで便からウイルスが排せつされるため、発症した乳幼児のおむつ交換を行う時は、排せつ物を適切に処理し、流水と石けんでしっかりと手洗いをしてください。
インフルエンザ、新型コロナウイルス以外の感染症情報
各感染症の流行状況については、名寄地域保健室(名寄保健所)の感染症情報を参照ください。下記リンクからご覧いただけます。
この記事に関するお問い合わせ先
健康福祉部 保健福祉センター 保健予防係
電話番号 0165-22-2400
更新日:2025年09月12日