歴史展示

更新日:2023年02月15日

大きな写真やマネキン、ショーケースに入れられた資料などが展示されている士別市立博物館内の写真

士別市は明治32(1899)年、最北で最後の屯田兵によって「開拓」が始められました。
屯田兵がこの土地に来る以前は、北海道の先住民族であるアイヌ民族が生活を営んでおり、「北海道」の名付け親である松浦武四郎がアイヌ民族と交流をしたことが記録に残っています。
昭和29(1954)年に士別町、上士別村、多寄村、温根別村4つの町村が合併し、平成17(2005)年には、朝日町と合併し、現在の士別市が誕生しました。

開拓前史

約6000年前の遺跡で、士別の文化財に登録されている上士別遺跡の発掘物や、北海道の先住民族であるアイヌ民族が使用していた衣装などがあり、「開拓」が行われる前の士別の歴史を垣間見ることができます。

キーワード

縄文時代、土器・石器、遺跡
松浦武四郎、アイヌ民族

破片を集めて接着した土器と、土器の破片が並べて置かれている写真
アイヌ民族が使用していた伝統衣装や木製の道具などが入っているショーケースの写真

開拓

明治32(1899)年に屯田兵による「開拓」が行われ、士別のまちが形成されていきます。ここでは「開拓」当時の生活の再現や、屯田兵が使用していた道具などを見ることができます。

キーワード

屯田兵、屯田兵屋、名越源五郎、つくも山

衣装を着た2体のマネキンや食器などが展示されている写真
様々な文書や手帳などが広げて置かれている写真

まちの発展

士別は農業、林業、飲食業など様々な産業で発展していきました。士別発展の基盤を作った産業を象徴する展示品が見られます。

キーワード

富生藤吉、山崎永太、鍛冶屋、澱粉、西條武平、士別軌道 

法被のような衣装、とっくりやたくさんの写真などが展示されている写真
敷かれたレールの上を走る台車に乗る人が手綱を引いて馬を歩かせる様子の人形の写真

人の暮らし

人々の生活が豊かになっていき、多くの便利な道具が使用されるようになりました。ここでは、昭和にかけて士別のまちの人々が使用した生活の道具を見ることができ、当時の生活の様子を感じることができます。

キーワード

伝統芸能、学校、教科書、娯楽、昔の道具

棚や囲炉裏、下駄などの生活用品などが展示されている写真
レコードやレコードプレーヤーが展示されている写真

この記事に関するお問い合わせ先

教育委員会生涯学習部 博物館
電話番号 0165-22-3320

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