士別市の林業

 士別市の総面積のうち約74％が森林です。

 士別市の林業に関連して、森林の概要をはじめ、各種補助事業や各種制度に関することなどをお知らせします。
 

○士別市の総面積のうち約74％の83,114haが森林です。

【森林面積の内訳】               

○一般民有林（私有林と市有林）14,910ha のうち、人工林の面積は7,092haで人工林率は約48％です。

【一般民有林の内訳】

［令和5年度北海道林業統計より］

森林資源や林道等の路網の整備を総合的に推進し、国土保全、水資源かん養等など森林の有する多面的機能の発揮を目的として実施している国の事業です。

森林経営計画に基づく人工造林、下刈り、除伐、枝打ち、間伐などの各種施業に対し補助金が交付されます。

【補助率】

総事業費の68％程度が補助されますが、森林の場所や施業方法によって異なる場合があります。

森林資源の循環利用の確立による林業・木材産業の成長産業化と地球温暖化防止など森林の有する多面的機能が発揮できる豊かな森づくりの推進を図るため、森林所有者が計画的に実施する植林へ支援するものです。

【補助率】

北海道及び市町村が総事業費の26％を補助し、森林環境保全整備事業と合わせると、個人負担は6％です。

水源のかん養、土砂の崩壊や災害の防備、生活環境の保全等、特定の公益目的を達成するため、農林水産大臣又は知事が指定する森林です。

保安林は、それぞれの目的に沿った森林の機能を確保するため、立木の伐採や土地の形質の変更等が規制されます。

「森林所有者」又は「森林の経営の委託を受けた者」が、自らが森林の経営を行う一体的なまとまりのある森林を対象として、森林の施業及び保護について作成する5年を1期とする計画です。

一体的なまとまりを持った森林において、計画に基づいた効率的な森林の施業と適切な森林の保護を通じて、森林の持つ多面的機能を十分に発揮させることを目的としています。

計画に基づき施業することにより、税制・補助金・融資などの支援措置を受けることができます。

森林所有者などが森林の立木を伐採する場合、事前に伐採及び伐採後の造林の計画の届出を行うことが義務づけられています。

また、伐採が完了したときは伐採に係る森林の状況の報告を、伐採後の造林が完了したときは伐採後の造林に係る森林の状況の報告を行うことが義務づけられています。

森林所有者や立木を買い受けた方などです。

立木を伐採する方と伐採後の造林を行う方が異なる場合は、共同で提出します。

1 伐採及び伐採後の造林の届出

伐採を始める90日から30日前まで

2 伐採に係る森林の状況報告

伐採を完了した日から30日以内

3 伐採後の造林に係る森林の状況報告

造林を完了した日から30日以内

士別市経済部畜産林務課林務係

住所 士別市東6条4丁目1番地

森林の働きが、無秩序な開発によって損なわれるのを防ぐ制度です。

民有林において以下の開発行為をしようとする場合には、知事の許可を受ける必要があります。

1 土石又は樹根の採掘、開墾その他の土地の形質を変更する行為で1haを超えるもの

2 太陽光発電設備の設置を目的とする行為で0．5haを超えるもの

場所：士別市西士別町（羊飼いの家北側）

面積：1.6ha

平成11年9月26日に「士別市開基100年記念事業」として、関係機関のご協力と多数の市民の参加のもと植樹を実施しました。

［主な樹種］

ミズナラ 300本（市民による植樹）

エゾヤマザクラ 126本（札幌士別会からの寄贈）

士別市に自生している樹種29種（遊歩道の両側に植樹）

他に、カラマツ、ナナカマド等7種類を植樹しました。

場所：士別市西士別町（羊飼いの家東側）

面積：18.13ha

平成11～14年度に北海道が主体となり生活環境保全林整備事業（治山事業）として整備されました。

38種類、7,400本を植樹しており、野外学習にも最適です。