士別市の畜産
士別市の乳用牛
士別市では、現在約4,500頭の乳用牛が飼養されています。
乳用牛は、生乳(牛乳やバター等の原料)を搾るための牛で、年間生乳生産量は、約24,000トンとなります。
エサは、約4,200ヘクタールの農地で作付されている牧草やデントコーン(とうきびの仲間)が主であり、乾草やサイレージとして与えられています。
ふん尿は、農地への堆肥や肥料として、有効に活用されています。
飼養戸数は年々減少傾向ではありますが、TMRセンターや飼料コントラクター、哺育育成センター等による酪農経営の分業化及び経営規模の拡大等により、1戸当たりの飼養頭数は増加しています。
年度 | 戸数 |
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昭和50年 | 173戸 |
昭和60年 | 88戸 |
平成7年 | 64戸 |
平成17年 | 54戸 |
平成27年 | 45戸 |
令和1年 | 42戸 |
令和2年 | 42戸 |
令和3年 | 41戸 |
令和4年 | 41戸 |
令和5年 | 37戸 |
(注意)平成19年以降は合併後の数値です。
年度 | 頭数 |
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昭和50年 | 2,561頭 |
昭和60年 | 3,575頭 |
平成7年 | 4,960頭 |
平成17年 | 4,524頭 |
平成27年 | 4,835頭 |
令和1年 | 4,740頭 |
令和2年 | 4,589頭 |
令和3年 | 4,609頭 |
令和4年 | 4,673頭 |
令和5年 | 4,368頭 |
(注意)平成19年以降は合併後の数値です。
酪農経営に関する地域の支援組織
- 北ひびき酪農ヘルパー利用組合 ~酪農家の安定的な休暇の確保や傷病時等の労働力の補完により、ゆとりある酪農経営に取り組んでいます。
- 北ひびき乳牛検定組合 ~乳用牛の資質改良や乳質改善等により経営の改善を図り、安全・安心な生乳生産、安定的な酪農経営に取り組んでいます。
- 有限会社ディリーサポート士別 ~「TMRセンター」として粗飼料収穫やTMR飼料を製造・供給するとともに、哺育育成牛を預託する「カーフセンター」により、良質な飼料生産や優良な乳用牛の育成と、労働負担の軽減を図っています。
有限会社ディリーサポート士別に関する情報は下記リンクをご覧ください。 - 大和牧場 ~本市の公共牧場であり、畜産農家から乳用牛や肉用牛を預託しています。5月~10月までの間、広大な牧草地に放牧することにより、畜産農家の労働力の軽減や牛の運動不足の解消に寄与しています。
士別市の肉用牛
士別市では、現在約10,000頭の肉用牛が飼養されています。
肉用牛は、食肉とするための牛であり、品種は様々ですが、士別市で最も多く飼養している品種は乳用種(ホルスタイン種の雄牛)です。
ホルスタイン種の雌牛は、乳用牛として生乳を搾るために飼養されていますが、雄牛は肉用牛として肥育されます。
このほか、肉専用種(黒毛和種等)、交雑種(乳用種と黒毛和種の間に生まれた牛)も飼養されています。
年度 | 頭数 |
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昭和50年 | 414頭 |
昭和60年 | 1,451頭 |
平成7年 | 5,926頭 |
平成17年 | 10,289頭 |
平成27年 | 11,838頭 |
令和1年 | 10,315頭 |
令和2年 | 10,125頭 |
令和3年 | 9,813頭 |
令和4年 | 10,178頭 |
令和5年 | 10,224頭 |
(注意)平成19年以降は合併後の数値です。
肉用牛経営に関する地域の支援組織
めぐみ野士別 ~市内の肉用牛の家畜排せつ物を原料に年間約17,000トン完熟堆肥を生産しています。これにより、家畜排せつ物の適正な処理や、耕種農家への良質な堆肥の計画的な生産・供給に寄与しています。(運営:北ひびき農業協同組合)
士別市の豚
士別市では、現在約12,000頭の豚が飼養されております。
市内においては、大規模な養豚経営が営まれており、良質な豚肉を生産しています。
士別市の馬
士別市では、現在約10頭の馬が飼養されており、その全てがポニーと農用馬(ペルシュロン等)です。
かつては、ばんえい馬として育てられていたり、食肉用の肥育馬として飼養されていましたが、現在は主に愛玩動物として飼養されています。
士別市の鶏
市内で飼養されている鶏のほとんどは、卵を出荷するための採卵鶏で、約500羽が飼養されています。
士別市のめん羊
士別市では、「サフォーク」をまちのシンボルに、羊のまち「サフォークランド士別」としてまちづくりを進めており、現在約1,500頭のサフォーク種めん羊が飼養されています。
昭和42年に初めてオーストラリアからサフォークを輸入してから、生産体制の整備と、「羊と雲の丘」を拠点とした観光資源としての活用により、めん羊振興を図ってきました。
サフォークは大型の肉用種であり、早熟早肥で産肉に富み、良質なラム肉生産に優れています。士別市では、士別産の小麦・大豆・ビートパルプ等のエコフィードを与え、共通の生産方法により市内で生産したラム肉を「士別サフォークラム」として全国各地に広く普及しています。歯ごたえがしっかりとし、適度にサシが入ったラム肉で、柔らかく、美味しく食べやすいと皆さんから賞賛をいただいています。
また、サフォークの羊毛はセーターやマフラーなど、皮は羊皮紙などの士別市の特産品や、レザー製品に加工されるなどして余すことなく活用され、6次産業化にも取り組んでいます。
さらに、羊と雲の丘での「めん羊の放牧」や「世界のめん羊館」など、めん羊に直接触れることができる観光施設もあります。
年度 | 頭数 |
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平成29年 | 1,100頭 |
平成30年 | 1,234頭 |
令和1年 | 1,312頭 |
令和2年 | 1,229頭 |
令和3年 | 1,290頭 |
令和4年 | 1,380頭 |
令和5年 | 1,449頭 |
この記事に関するお問い合わせ先
経済部 畜産林務課 畜産係
電話番号 0165-26-7127
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更新日:2024年08月09日