「士別市みんなでささえる手話言語条例」を制定しました
令和7年第1回定例会において「士別市みんなでささえる手話言語条例」が可決され、令和7年4月1日から施行されます。

手話は、手や指の動き、表情を使い視覚的に表現するものであり、音声言語である日本語と同様に一つの言語です。
市は、この条例を通じて、手話が言語であることを理解し、手話を必要とする人が安心して生活できる環境を整えることで、一人ひとりの暮らしと生きがい、地域をともに創っていく共生社会の実現にむけて取り組むことを決意し、本条例を制定しました。
前文には、手話表現を明記し、ろう者など手話を必要とする人が条例の趣旨を理解しやすくなるよう工夫しています。
この条例には、基本理念に加え、市の責務や市民、事業者の役割、市が進める施策などを規定し、全ての市民や事業者が支え合いながら、手話が言語であるとの認識に基づき、手話への理解と普及を願っている、手話を必要とする人やそれを支える人たちの思いが込められています。
更新日:2025年02月28日