天塩岳

更新日:2024年11月08日

朝日天塩岳道路通行止めのお知らせ(令和6年9月27日)

朝日天塩岳道路(砂利道)内の橋梁工事(清流橋)のため、次の期間が通行止めとなります。

・10月2日(水曜日)から11月10日(日曜日)まで

工事期間中は入山することができませんので、ご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。

通行止め区間

通行止め区間図(朝日天塩岳道路)

天塩岳橋上げ作業及びヒュッテ冬囲い等について(令和6年10月31日完了)

天塩岳旧道コースの橋上げ作業及びヒュッテの冬囲い作業が10月31日に完了しました。

来年も多くの皆様のお越しをお待ちしています。

・鉄橋等橋上げ作業について

作業が全て完了しました。旧道コースは橋が無いため通行できません。

・ヒュッテの冬囲い等について

冬囲いや水抜きを行いましたので、ヒュッテや炊事場を利用することができません。

天塩岳の橋を撤去している様子 天塩岳ヒュッテの冬囲いを行っている様子

天塩岳ヒュッテに薪が寄贈されました

令和6年7月10日(水曜日)に、HokkaidoWilds.org(代表ロバート・トムソン氏)から、

天塩岳ヒュッテの維持管理用の薪を寄贈していただきました。

HokkaidoWilds.orgとは、北海道やその周辺のアウトドア情報を英語で発信し、日本国内外の英語話者に北海道周辺のアウトドアを安全に楽しんでもらおうという狙いから立ち上げられた団体です。HokkaidoWilds.orgが作成した地図販売の売り上げや、ウェブサイト読者からの寄付等で得た全ての利益は、アウトドアに関係する団体に寄付しています。

寄贈いただいた薪については、今後の天塩岳ヒュッテの維持管理のため、大切に使用させていただきます。

誠にありがとうございました。

天塩岳ヒュッテに寄贈いただいた薪

天塩岳ヒュッテに寄贈いただいた薪

お知らせ

  • 熊の出没にご注意ください
     天塩岳は熊の生息地であり、登山道での目撃情報も多数寄せられています。熊に遭遇しないため、鈴やラジオを鳴らすなど、十分注意してください。

令和5年10月にNPO法人北海道遺産協議会の「ほっかいどう遺産WAON」による北海道遺産の保全・活用への助成を受け、避難小屋トイレ外壁修繕を行いました。

今後はより快適に利用いただけますので、皆さまのご利用をお待ちしております。

修繕前の避難小屋トイレの外壁

            修繕前

修繕後の避難小屋トイレの外壁

             修繕後

北海道遺産WAONの助成を活用した事業であることを周知するための張り紙
中央奥に水平線が見え、所々雪が積もっている前天塩岳(左)と天塩岳(右)の2つの山の写真

前天塩岳(左)と天塩岳(右)

天塩岳(標高1557.6メートル)は、北海道北部に位置する北見山地の最高峰の山です。昭和53年1月6日に主峰天塩岳を中心とする面積9,369ヘクタールが、「天塩岳道立自然公園」として北海道の指定を受けました。 山稜部はキバナシャクナゲなど数多くの高山植物が自生しており、ナキウサギの生息地としても知られています。また、山麓部はクマゲラをはじめとするカラ類、キツツキ類などの鳥類や、キタキツネ、ヒグマなども多く生息しています。

岩につかまっている、耳は小さくて丸い赤褐色の毛をしたナキウサギの写真
後方の山に薄っすら雪が積もっている山の岩場を縦一列になって登っている登山者の写真

登山コース

新道コースの図

新道コース
天塩岳ヒュッテから1キロメートル戻った地点が登山口となります。円山に達するまでの約4キロメートルは、登りが多く大半が樹林帯ですが、円山からの天塩岳、前天塩岳の眺めは壮観です。登山道もここから平坦になり、最後の400メートルを一気に登りつめると頂上となります。

新道(連絡道)コースの図

新道(連絡道)コース
ヒュッテから天塩川本流沿いに、旧道コースを約1.5キロメートル進んだところが、新道コースと結ぶ連絡道の入口で、ここで旧道コースと別れ、右手沢沿いを進みます。ここからジグザグ坂を150メートル登ると尾根伝いの平坦な一本道となり、急に視界が広がり天塩岳、前天塩が見えてきます。およそ600メートルで新道コースと合流します。多少距離は長くなりますが初心者向きの一番楽なコースです。

前天塩コースの図

前天塩コース
旧道コースの分岐から左岸の山腹伝いに進むと、3.4キロメートル地点に最終の水場があります。ここから心臓破りのジグザグ坂を登り、4キロメートルを過ぎると樹林帯が終わります。一息つき振り返ると、稜線の美しい天塩岳が眼前に広がり、疲れを一気に吹き飛ばしてくれます。この先防火線をまたぎカレ岩を登ると、前天塩の頂上です。前天塩からは尾根伝いに標高190メートルほど下がりますが、1.7キロメートルほどで天塩岳本峰に達します。

旧道(沢)コースの図

旧道(沢)コース
ヒュッテから本流沿いに頂上に至るコースでは、2.3キロメートルの地点で前天塩との分岐(標識)となりますが、そのまま沢沿いに進みます。7月下旬頃までは雪渓があるので雪崩や落石に注意が必要です。その先4キロメートルほどの地点で二股となり、左にさらに進むとラクダ岩が見えてきます。ラクダ岩を左手に一気に登ると頂上です。このコースは雪渓がなくなると登山道を整備していませんので上級者向けのコースです。

登山コースの位置図

携帯電話 電波受信状況

円山と前天塩岳から天塩岳山頂にかけて一部電波を受信できますが、ヒュッテ周辺は圏外です。帰りにタクシーなどをご利用される場合は、事前予約をおすすめします。

ヒュッテ・避難小屋

天塩岳ヒュッテ(無料)

ポンテシオダムから9キロメートル奥、旧道コース入り口にヒュッテがあります。

  • 利用可能人数 40名
    (注意)7月から8月は利用者が多いため宿泊できない場合がございます。テントを持参し、ヒュッテ前でキャンプも可能です。
  • 予約 不要(利用日誌にご記入ください。)
  • 周辺施設 炊事場、トイレ (水道は川の水を引いています。飲むときは煮沸消毒してください。)
  • その他 ゴミなどは全てお持ち帰りください。
林の手前に設置された三角屋根で2階建ての天塩岳ヒュッテの建物外観の写真
建物の外側に緑色の屋根で手前に倒せる取っ手がついている茶色の箱が設置された写真

天塩岳避難小屋(無料)

周囲に沢山の登山者が集まっている、縦に細長い三角屋根の2棟の天塩岳避難小屋の写真

円山から天塩岳に向かって500メートルの位置にあります。

  • 利用可能人数 18名
  • 周辺施設 トイレ
  • その他 ゴミなどは全てお持ち帰りください。
天塩岳の草花

(注意)クリックすると天塩岳の草花紹介ページにジャンプします。

天塩岳登山の宿泊や登山帰りの入浴は朝日地域交流施設「和が舎(わがや)」をご利用ください

この記事に関するお問い合わせ先

市民部 朝日支所 地域生活課 経済建設係
電話番号 0165-28-2121

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