天塩岳
- お知らせ
- 8月30日に大雨で流されていた木橋を復旧しました。旧道コース、連絡道コース、前天塩コースが通行可能になりました。
- 天塩岳ヒュッテまでの道路は開通しています。
- 沢コース(旧道コース)は雪渓がなくなると登山道が険しく上級者向けのコースとなりますので、十分にご注意ください。
- 熊の出没にご注意ください
天塩岳は熊の生息地であり、登山道での目撃情報も多数寄せられています。熊に遭遇しないため、鈴やラジオを鳴らすなど、十分注意してください。

前天塩岳(左)と天塩岳(右)
天塩岳(標高1557.6メートル)は、北海道北部に位置する北見山地の最高峰の山です。昭和53年1月6日に主峰天塩岳を中心とする面積9,369ヘクタールが、「天塩岳道立自然公園」として北海道の指定を受けました。 山稜部はキバナシャクナゲなど数多くの高山植物が自生しており、ナキウサギの生息地としても知られています。また、山麓部はクマゲラをはじめとするカラ類、キツツキ類などの鳥類や、キタキツネ、ヒグマなども多く生息しています。


登山コース

新道コース
天塩岳ヒュッテから1キロメートル戻った地点が登山口となります。円山に達するまでの約4キロメートルは、登りが多く大半が樹林帯ですが、円山からの天塩岳、前天塩岳の眺めは壮観です。登山道もここから平坦になり、最後の400メートルを一気に登りつめると頂上となります。

新道(連絡道)コース
ヒュッテから天塩川本流沿いに、旧道コースを約1.5キロメートル進んだところが、新道コースと結ぶ連絡道の入口で、ここで旧道コースと別れ、右手沢沿いを進みます。ここからジグザグ坂を150メートル登ると尾根伝いの平坦な一本道となり、急に視界が広がり天塩岳、前天塩が見えてきます。およそ600メートルで新道コースと合流します。多少距離は長くなりますが初心者向きの一番楽なコースです。

前天塩コース
旧道コースの分岐から左岸の山腹伝いに進むと、3.4キロメートル地点に最終の水場があります。ここから心臓破りのジグザグ坂を登り、4キロメートルを過ぎると樹林帯が終わります。一息つき振り返ると、稜線の美しい天塩岳が眼前に広がり、疲れを一気に吹き飛ばしてくれます。この先防火線をまたぎカレ岩を登ると、前天塩の頂上です。前天塩からは尾根伝いに標高190メートルほど下がりますが、1.7キロメートルほどで天塩岳本峰に達します。

旧道(沢)コース
ヒュッテから本流沿いに頂上に至るコースでは、2.3キロメートルの地点で前天塩との分岐(標識)となりますが、そのまま沢沿いに進みます。7月下旬頃までは雪渓があるので雪崩や落石に注意が必要です。その先4キロメートルほどの地点で二股となり、左にさらに進むとラクダ岩が見えてきます。ラクダ岩を左手に一気に登ると頂上です。このコースば雪渓がなくなると登山道を整備していませんので上級者向けのコースです。

携帯電話 電波受信状況
円山と前天塩岳から天塩岳山頂にかけて一部電波を受信できますが、ヒュッテ周辺は圏外です。帰りにタクシーなどをご利用される場合は、事前予約をおすすめします。
ヒュッテ・避難小屋
天塩岳ヒュッテ(無料)
ポンテシオダムから9キロメートル奥、旧道コース入り口にヒュッテがあります。
- 利用可能人数 40名
(注意)7月から8月は利用者が多いため宿泊できない場合がございます。テントを持参し、ヒュッテ前でキャンプも可能です。 - 予約 不要(利用日誌にご記入ください。)
- 周辺施設 炊事場、トイレ (水道は川の水を引いています。飲むときは煮沸消毒してください。)
- その他 ゴミなどは全てお持ち帰りください。

天塩岳避難小屋(無料)
円山から天塩岳に向かって500メートルの位置にあります。
- 利用可能人数 18名
- 周辺施設 トイレ
- その他 ゴミなどは全てお持ち帰りください。

(注意)クリックすると天塩岳の草花紹介ページにジャンプします。
天塩岳登山の宿泊や登山帰りの入浴は朝日地域交流施設「和が舎(わがや)」をご利用ください。
この記事に関するお問い合わせ先
市民部 朝日支所 地域生活課 経済建設係
電話番号 0165-28-2121
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更新日:2023年08月31日