国営農地再編整備事業 上士別地区

更新日:2023年07月27日

広大な田んぼを2台のコンバインで稲刈りを行っている様子の写真

6.8ヘクタール 大規模田んぼの稲刈り作業

秋晴れの頃、上士別地区にある株式会社ファーム6・6の田んぼの、稲刈り作業風景です。
この田んぼは長辺が520メートルあり、稲を軽トラックのコンテナに移していますが、片道分の刈り取りでコンテナいっぱいになります。
当日は愛媛農大の人達も研修に来ていました。 

無人コンバインが稲刈り作業を行っている実証試験の様子の写真

上記の画像は 2013年9月 無人コンバイン実証試験より

お知らせ

大区画水田における農作業の”超効率化”にむけて ~IT農業デモンストレーション~

 平成22年11月26日(金曜日)に、”IT農業講演会”及び”ロボットトラクタ自走デモンストレーション”を開催しました。

 詳しい内容やロボットトラクタの自走デモンストレーションの様子を動画に収めましたのでご覧下さい。

広報誌、活動報告のご案内

(注意)ダウンロードしてご覧ください

事業目的

 ほ場の大区画化、排水条件の改善、畑地化による野菜生産団地の形成、担い手への農地利用集積による効率かつ生産性の高い農業基盤を確立する。

事業概要

赤線で囲っている上士別市街地区圃場の位置を上空から撮影した写真
  •  受益面積:825ヘクタール
  •  受益戸数:75戸
  •  主要工事:
    • 区画整理801ヘクタール、農地造成24ヘクタール
    • 用水路工 3条 L(長さ)=3.5キロメートル
    • 道路工 17条 L(長さ)=9.7キロメートル
  •  主要作物:水稲、小麦、大豆、小豆、野菜類等

効率的作業を可能とする農業基盤整備

 上士別地区では、地域が目指す将来の営農ビジョンに基づき、農地の流動化及び土壌や地形等の自然条件を踏まえたうえで、導入する機械の作業能力を最大限に発揮することができる3.4ヘクタール(261メートル×130メートル)を標準区画として、ほ場の大区画化を図ります。

8区画に区画整備されたのを黄色の線で示した工事完成イメージの整備前と後の比較写真
現状
隣接する田んぼの広さが違うほ場の現状の写真

狭小かつ不整形なほ場

田んぼに雨水が溜まっている現状の写真

排水不良ほ場

田んぼの用排水路が石でせき止められている現状の写真

用排水施設の老朽化

整備による効果
区画整備された広大なほ場の写真

ほ場の大区画化
集落営農による共同作業や大型機械の導入が可能

2本の管を地面下に整備している工事の様子の写真

用排水路管路化
末端用排水路の管路化による草刈作業等維持管理労力の大幅な節減

農道に苗が積まれている小型の田植え機が置いてある写真

ターン農道
農道ターン方式の採用による農作業時間の短縮

集落型経営体ネットワークシステムの構築及びイメージ

 上士別地区では、国営農地再編整備事業により地区内の生産基盤の整備水準を均質にすることで、個別経営から4つの集落経営体を設立して協業経営を行う集落営農への移行を図るとともに、集落間でさまざまな調整を行うことによって、効率的で安定した農業経営の展開を目指します。

現状(個人農家の農地所有の状況)から上士別地区集落営農連絡会(仮称)~集落営農ネットワークシステムの統括機関~計画の構築イメージ図

 このシステムでは、各組織経営体の連携を図ることを目的として、4つの組織経営体の代表者からなる「上士別地区集落営農連絡会(仮称)」を設立し、各組織経営体を超えた次のような機能を実施します。

  1. 農作業機械の共同利用に係る調整
  2. 各組織経営体間の労働力調整
  3. 農作業生産の効率化を図るための作付計画調整
  4. 作業受託の受付総合窓口
  5. 上士別産農産物のブランド化に向けた各種取組
上士別地区集落営農連絡会(仮称)構築イメージ図

この記事に関するお問い合わせ先

経済部 農業振興課 農産係
電話番号 0165-26-7122

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