災害から身を守るために

更新日:2023年11月14日

宇宙から見た台風の様子

災害から身を守るためには、正確で迅速な災害情報が必要ですが、「情報が多すぎて判断できない」、あるいは「そもそも情報が届かない」といったケースがあります。

台風やゲリラ豪雨では、急な川の増水が起こりやすく、わずかな時間で危険な状況になることもあります。

今回は、「気がついたら身の危険が迫っていた」という自体に陥らないよう、これから注意すべき秋台風や市の災害情報発信などを紹介します。

夏より危険?「秋台風」に気をつけろ!

台風は10月以降にも発生し、日本に上陸するおそれがあります。夏の台風と秋の台風では、特徴に大きな違いがあり、秋台風ならではの注意点もあります。

夏台風の特徴

夏の台風の特徴を示した天気図。日本の広い範囲に太平洋高気圧があり、偏西風は北側を通り抜けるため、台風は高気圧の下を蛇行するように進んでいる。
  • 台風の動きが遅く、「迷走」気味になる。
  • 比較的西日本以南での被害が多い。

夏は、太平洋が高気圧に覆われているため、動きが遅く、複雑な進路をとることがあります。

日本列島の南側に居座ることが多く、南西諸島や九州などでの被害が多い傾向があります。

秋台風の特徴

秋の台風の特徴を示した天気図。太平洋高気圧が太平洋上へ移動し、偏西風が日本列島の上を通過するため、台風は偏西風に乗って日本列島の上を北上している。
  • 移動速度が速く、強風の傾向がある。
  • 近畿から東日本にかけて影響をおよぼす場合が多い。

秋は、太平洋の高気圧が弱まり、本州付近まで偏西風が南下してくるため移動速度が速く、一気に北上してきます。

また、秋雨前線の影響で雨量が増加することもあります。

夏台風と比較した秋台風の危険性

秋台風は一気に北上するため、動きの遅い夏台風と比べて影響を受ける時間は短くなりますが、勢力が強い状態で通過していくので、暴風や大雨の危険性が夏よりも高くなります。

季節による特性の違いを理解し、日頃から災害に備えるとともに、災害時における情報の入手手段を決めておきましょう。

定期的にチェックしよう!非常持出品

災害は、場所や時間を問わず発生し、誰もが被災する可能性があります。一人ひとりが自分でできる防災行動に取り組めば、自分や家族の被害を抑えられます。

基本的な災害対策の一つが、非常持出品の準備です。破損や食料品の期限切れがないよう、定期的に取り出してチェックし、いざというときに備えましょう。

非常持出品チェックリスト

下記のチェックリストを参考に、非常持出品を準備してみましょう。

チェックリストは、初めて準備するときはもちろん、中身に問題がないかチェックするときにも大切です。ぜひ活用してみてください。

また、冬期間は、チェックリストに記載されているものに加えて、寒さ対策が必要です。カイロや毛布、寝袋など、暖房器具や防寒具も準備しましょう。

非常持出品のチェックリスト。現金や健康保険証など、緊急時に必要なものが27個書いてあり、右側の枠でチェックできるようになっている。

停電時の注意点

なるべくロウソクは使わない

懐中電灯の上に水が入ったペットボトルをのせ、簡易ランタンとして使っている様子。

地震の余震などでロウソクが倒れると、火事の原因になります。停電時の火災は、避難や消火が困難です。水が入ったペットボトルと懐中電灯で簡易ランタンが作れるので、緊急時に活用しましょう。

省エネ設定でバッテリー温存

黒色のスマートフォンに充電が残り1パーセントと表示されている画像

いつ電力が復旧するか分からないため、スマートフォンや携帯電話は低電力モードでバッテリーをセーブし、不要な操作を控えましょう。

避難時は必ずブレーカーを落とす

住宅に設置されているブレーカーの写真。

ブレーカーをオフにせずに避難し、避難中に停電から復旧すると、漏電や火災に繋がる可能性があります。家から避難する際は、必ず全てのスイッチを「切」に設定しましょう。

災害の警戒レベルと避難判断

災害が発生しそうなとき、気象庁や道、市などからさまざまな情報が発信されます。

台風やゲリラ豪雨などの水害は、短時間で状況が変化するため、常に最新の情報を確認することが重要です。

急な警戒レベルの上昇で慌てて避難することがないよう、「どのレベルでどう行動するか」を事前に決めておきましょう。

士別市内の大雨災害事例

令和5年8月5日の大雨で増水した温根別川の様子。

令和5年8月5日、士別市内の大雨で温根別川の水位が上昇し、温根別地区に避難指示を発令しました。ここでは、避難指示を発令した経緯の一部を紹介します。

なお、市民の安全のため、警戒レベル4相当である氾濫危険水位に到達する前に、避難所を開設したタイミングで避難指示を発令しています。

避難指示発令の経緯(令和5年8月5日)
午前10時51分 気象庁から大雨・洪水警報が発令
午前11時 災害対策本部を設置
午前11時5分 水防団待機水位到達(警戒レベル1相当)
午前11時30分 氾濫注意水位到達(警戒レベル2相当)
正午 避難判断水位到達(警戒レベル3相当)
午後1時 災害対策本部会議
午後1時10分 避難所開設を指示
午後2時17分 避難指示発令(警戒レベル4)
午後8時30分 氾濫危険水位到達(警戒レベル4相当)

 

士別市の情報伝達体制

士別市では、すべての市民に情報がいきわたるよう、防災行政無線やメールなど、さまざまな方法で災害情報などを市民に伝えています。テレビやラジオなどからの情報と併用しながら活用してください。

防災行政無線

雨の中、屋外の電柱の上に設置された防災無線から音声が流れている様子を示したイラスト。

災害時における防災、応急救助、災害復旧などに関する情報発信に使用するとともに、平常時には一般の行政事務に使用している無線局です。

屋外スピーカーや屋内用戸別受信機をとおし、市民のみなさんに直接情報を伝えています。

しべつ暮らしナビ

士別市公式アプリであるしべつ暮らしナビのホーム画面の一部。さほっちファミリーが描かれている。

士別市の公式アプリで、各種イベントやゴミの分別など、さまざまな情報を発信しています。

災害時では、アプリのお知らせ機能を使用して情報を配信します。事前にダウンロードしておきましょう。

その他

手に持ったスマートフォンと机の上に置かれたタブレットの画面に、士別市ホームページの防災ページが映っている様子

士別市では、上記のほかにも、本ホームページや緊急速報メール、広報車などさまざまな媒体を通じて災害情報の発信に努めています。

防災行政無線「戸別受信機」を利用しよう!

実際に士別市で貸与している防災無線の戸別受信機の画像

士別市の防災行政無線は、屋外拡声器のほか、戸別受信機でも聞くことができます。

屋外拡声器があるのに戸別受信機は必要なのかと思う方もいるかもしれませんが、戸別受信機ならではのメリットも多くあります。

手元を照らすライト、録音再生機能付き

簡易ライトが付いており、停電時も安心です。

また、録音と再生ができるので、内容を繰り返し聞くことができます。

受信できる範囲なら、どこでも聞ける

コンセントか電池のどちらでも使用できます。また、電池は単1から単3のどれでも使用でき、受信範囲内であれば持ち歩いてどこでも聞くことができます。

音声が聞き取りやすい

屋内で聞くことができ、音量調節も可能です。そのため、回りの音に影響されず、快適に聞き取ることができます。

災害情報以外も発信しています

災害に関する情報だけでなく、平常時は強風や熱中症の注意喚起なども放送しています。

戸別受信機を設置しませんか

戸別受信機の本体が、市役所の執務室内の白い机の上に置かれている様子

戸別受信機設置の対象世帯を拡大し、お住まいの地域や年齢、障がい者手帳の有無にかかわらず、屋外スピーカーが聞こえにくいなど、避難情報の取得に不安のある方ならだれでも申し込むことができます。

気になる方は、気軽に下記まで問い合わせください。

申込み方法

  • 電話での申込み
  • 申込用紙の提出

のいずれかでお申し込みください。

電話申込が簡単でおすすめです。

申込に必要な項目

氏名、年齢、住所、電話番号、住居区分(自宅、借家、アパートなど)

申込、問い合わせ

総務課行政係0165-26-7784

注意事項

  • 電波状況により、アンテナの設置が必要な場合があります。
  • アンテナ工事費は無料です。
  • 取り付けに時間がかかる場合があります。
  • 受信機の貸付は無料ですが、使用する電気の料金や電池代などは自己負担です。

広報紙でも掲載しています

あさひじゃんじゃんジュビリーでのニジマスのつかみどりの様子を使った、広報しべつ2023年10月号の表紙

本ページの内容は、広報しべつ令和5年10月号にも掲載しています。

市内各所で配付している紙面のほか、本ホームページでも閲覧できます。

より詳細な内容となっていますので、興味のある方は、下記ページからご覧ください。

この記事に関するお問い合わせ先

総務部 総務課 行政係
電話番号 0165-26-7784

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