砂糖ができるまで

更新日:2023年02月15日

にってんの工場から水蒸気がでている写真

道内で、甜菜から砂糖を製造する「製糖所」は8カ所あります。本市の「日本甜菜製糖株式会社士別製糖所」(昭和11 年創業)では、秋になると上川・空知・留萌の3管内で育てられた甜菜が運び込まれ、製糖作業がスタートします。

作業は翌年1月まで行われ、厳寒の青空に水蒸気が立ち昇るようすは、毎年見ることができる冬の風物詩です。

てん菜糖の製造工程

1.洗浄

洗浄している画像

運ばれてきた甜菜を洗い、土砂や雑草などを落とします。

2.裁断

裁断機の写真

裁断機にかけ、糖分を抽出しやすいよう太さ4~5ミリメートルのスティック状に切ります。

3.抽出

機械で糖分を抽出している写真

70度のお湯にひたして、糖分を抽出します。

4.洗浄・ろ過

ろ過機の写真

炭酸カルシウムなどを使って、煮汁に含まれる不純物を取り除きます。

5.濃縮・結晶化

濃縮器の写真

濃縮機で水分を蒸発させて3~4倍に濃縮し、結晶缶で結晶化させます。

6.分蜜

遠心分離機の写真

遠心分離機で、砂糖と糖蜜に分けます。

7.乾燥・袋づめ

機械が商品の袋に砂糖を詰めている写真

乾燥・冷却後にふるいにかけ、塊などを取り除いてから袋につめます。

8.出荷

倉庫に商品が積まれている写真

倉庫に保管し、出荷されます。

9.販売店へ

製品となって、販売店へ運ばれます。

ビートオリゴ
上白糖
グラニュ糖

この記事に関するお問い合わせ先

経済部 農業振興課 農政係
電話番号 0165-26-7030

お問い合わせフォーム