カラスの営巣に注意
カラスは3月から7月頃に繁殖期を迎えます。
この時期は外敵に対する警戒心が非常に強くなりますが、巣作りの時期(3月~4月頃)は、巣材を運ぶため飛び回っており、威嚇行動をとる事はほとんどありません。
しかし、産卵後から子ガラスの巣立ちまでの時期(5月~7月頃)は、威嚇行動が増える傾向にあります。
繁殖期の分類
- 3月~4月 巣材を運び、巣作りをする時期
- 4月~5月 産卵し、卵を温める時期
- 5月~6月 卵が孵化し、ヒナを育てる時期
- 6月~7月 子ガラスの巣立ち時期
カラスの営巣
巣を作らせないためには
- 巣作りできないように、庭木の剪定を行いましょう。
【注意】三股の木の枝を二股にするだけでも、巣が作られにくくなります。 - 庭木に市販のカラス忌避剤を散布したり、近づけないよう防除材を設置しましょう。
- 枝のほかに、針金ハンガーも巣材に使うので、屋外に放置しないようにしましょう。
巣が作られてしまったら
巣を除去することで、カラスの警戒心や攻撃性を強くするおそれがあります。
被害がなければ、ヒナが巣立つまで様子を見てください。
巣の除去について
原則、土地の所有者・管理者の対応となりますので、日頃の管理が重要です。
カラスに襲われたら
身の守り方
- 巣を見上げただけでも、威嚇される場合があるので、出来るだけ近づかないようにしましょう。
- カラスは、後ろから飛んできて蹴ってくるので次の対策が有効です。
- 傘を差す
顔や頭をガードできます。 - 両腕をまっすぐ上に上げて動かさない
両腕に翼がぶつかるのを嫌がるため、避けて飛んでいきます。
- 傘を差す
危険なカラスがいるとき
人などに被害を加えたカラスがいるときは、下記にご連絡ください。
- 建設環境部都市環境課環境係 電話 0165-26-7734
- 朝日支所地域生活課住民福祉係 電話 0165-28-2121
市有施設等に巣ができている場合
巣が街路樹や小・中学校の敷地内にある場合は下記にご連絡ください。
- 街路樹・公園
施設維持センター 電話 0165-23-2251 - 小・中学校の敷地内
教育委員会学校教育課 電話 0165-26-7304
【注意】市有施設等以外に巣ができている場合は、担当機関に連絡してください。
例)
- 電柱(電力線) 北海道電力株式会社(ほくでん)
- 電柱(通信線) 日本電信電話株式会社(NTT)
鳥獣の捕獲又は卵の採取について
カラスは、本来攻撃的な鳥ではありません。卵やヒナを守るために威嚇行動をとります。
野生動物ですので許可無く殺傷・駆除することは禁じられています。
この記事に関するお問い合わせ先
建設環境部 都市環境課 環境係
電話番号 0165-26-7734
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更新日:2023年04月01日