「自助」「共助」「公助」の取り組み

更新日:2023年02月15日

「自助」「共助」「公助」について

災害から身を守るためには、行政による「公助」の取組と連携し、自分の身は自分で
守る「自助」や、近所の人と助け合う「共助」による取組を進めることが大事です。

 

  • 自助自分の身を自分の努力によって守る
  • 共助地域や近隣の人が互いに協力し合う
  • 公助行政による救助・援助など

自ら取り組む「自助」

自助とは、自分自身や家族の命と財産を守るために、自分で家族で防災に取り組むことです。自分(家族)の身は自分(家族)で守る、との考えもと、日常的な災害に対する備えや、災害時の対応を行っていくことです。

主な自助の取組

  • 食料、飲料水の備蓄
  • トイレットペーパー、常備薬などの日用品の備蓄
  • 自宅の耐震化、耐火性の確保
  • 家具、テレビ、蛍光灯などの転倒、落下、移動防止
  • 災害用簡易トイレの備蓄
  • 家族同士で災害時の安否確認の伝達手段の確保
  • 避難経路の確認 など

地域で、皆で協力して取り組む「共助」

共助とは、災害時に、まず自分自身や家族の安全を確保した後に、近所や地域の方々と助け合うということです。また、災害時に円滑に助け合いができるように、日常から地域での助け合いについて備えることです。

1995年の阪神・淡路大震災では、一番多くの人命を救助したのは地域の住民による共助でした。地域の被害を減らすため、地域一丸となって取り組みましょう。

主な共助の取組

  • 近所の助け合い
  • 自主防災活動への参加
  • 地域の防災訓練
  • 高齢者、障害者の支援など

行政、公的機関が取り組む「公助」

公助とは、市役所、消防、警察、自衛隊などによる公的な支援のことです。士別市では、士別市地域防災計画に基づき、事前対策として、食料や飲料水などの生活物資の備蓄や資機材の整備、民間事業者との協定を結んで災害に備えています。また、災害時には、人命救助や復旧・復興を担っていきます。

主な公助の取組

  • 情報伝達機能の充実
    メール、SNS、ホームページ、アプリ等の活用
    防災行政無線の活用など
  • 避難所機能の充実
    備蓄品の整備、管理など
  • 自助への支援
    出前講座やパンフレット配布による啓発など
  • 共助への支援
    出前講座や防災訓練などによる自主防災活動の啓発
  • 災害対応(人命救助、復旧・復興など)
  • 防災訓練(関係機関との連携強化)

この記事に関するお問い合わせ先

総務部 総務課 行政係
電話番号 0165-26-7784

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