「大野家住宅主屋(旧大野組事務所兼主屋)」が国登録有形文化財(建造物)になりました

更新日:2023年02月15日

 国の文化審議会は、令和元年7月19日開催の同審議会文化財分科会の審議・議決を経て、文部科学大臣に対して「大野家住宅主屋(旧大野組事務所兼主屋)」を登録有形文化財(建造物)として登録するよう答申しました。
 令和元年12月5日付けの官報告示を経て、正式に国登録有形文化財(建造物)となり、令和2年3月に文化庁から登録プレートが届けられました。

文化財概要

  • 名称:大野家住宅主屋(旧大野組事務所兼主屋)
  • 所在地:士別市大通西1丁目1918-5他
  • 建設年代:昭和2年建設、昭和13年頃増築
  • 登録基準:「2 造形の規範となっているもの」
  • 特徴
     かつて士別屯田兵(とんでんへい)村と呼ばれた地区に建設した、代々建設業を営む旧家の住宅。
     主屋は昭和2年建築で、敷地西側中央に西面して建つ木造平屋建で、内部には応接室などの洋室を配す。和風民家への洋室導入の有り様を伝える上質な建物。
道路に面した場所で垣根で囲われた平屋づくりの日本家屋の建物と周囲に立っている背の高い木々の写真
窓に面して机と椅子、その横に囲碁の碁盤が置かれ、部屋の中央には一人掛け用のソファが2脚置かれている写真

 (注意)「大野家住宅主屋(旧大野組事務所兼主屋)」は士別市の所有ではなく、 個人の所有であり、現在、一般公開しておりません。無断で立ち入ることのないようよろしくお願いします。

登録有形文化財(建造物)とは

 文化財保護法に基づき、建設後50年を経過している建造物で、次のいずれかの基準にあてはまるものが対象となります。

  1. 国土の歴史的景観に寄与しているもの
  2. 造形の規範となっているもの
  3. 再現することが容易でないもの

 登録有形文化財(建造物)について詳しく知りたい方は、文化庁のホームページをご覧ください。 

この記事に関するお問い合わせ先

教育委員会生涯学習部 社会教育課 社会教育係
電話番号 0165-26-7308

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