コロナ差別の無い安全で安心なまちづくり

更新日:2023年02月15日

 全国的にコロナウイルス感染症の感染拡大が続いており、感染者やその家族、医療従事者や介護従事者等に対する誹謗中傷や差別による人権侵害につながる事案の報道を多く見聞きします。
 本市においても、感染者や医療従事者への誹謗中傷を未然に防ぎ、市民一丸となって差別や偏見、いじめなど人権が侵害されることのないやさしいまちづくりを進めていくため「コロナ差別禁止宣言」を発表しました。
 また、「士別市安全で安心なまちづくり条例」を改正し、常に市民の人権に配慮されたまちづくりの推進、感染者や濃厚接触者、医療従事者等に対する誹謗中傷や差別偏見の無い環境づくり、感染防止策の徹底を定めました。

士別市安全で安心なまちづくり条例(抜粋)

目的

第1条 この条例は、私たちが安全で安心して生活できるまちづくりを進めていくために基本となる事項を定め、将来にわたって安心して生活できる豊かで快適な地域社会を実現することを目的とします。

理念

第2条 すべての市民、学校、機関、団体、事業所、市内に滞在又は市内を通過する者、市内に土地や建物を所有又は管理する者など(以下「市民等」という。)及び市は、互いの連携と協力のもと、常に市民等の人権に配慮して安全で安心なまちづくりを総合的に進めます。

推進する事項

第5条 市民等と市は、この条例の目的を達成するため、次のことを協働して推進します。
 (1) 新型コロナウイルス感染者や濃厚接触者、医療従事者等に対して、誹謗や中傷、差別、偏見のない環境をつくるとともに、最大限の感染防止策を行うこと。

コロナ差別禁止宣言

新型コロナウイルス感染症は、全国的に拡大し、この地域においても予断を許さない状況が続いています。

こうしたなか、感染された方や医療従事者などが、心ない差別や偏見で苦しまれているといった報道がなされています。感染症は誰もがかかる可能性のある病気であり、このような行動は決して許されるものではありません。

士別市は、「安全で安心なまちづくり条例」や「福祉のまちづくり条例」のもと、日頃からどんな場面においても、差別や偏見、いじめなど人権を侵害されるようなことのないやさしいまちづくりを進めています。

しかし、今はまさに、コロナ感染症に市民一丸となって立ち向かわなければならない特別な局面であることから、感染された方をはじめ、そのご家族や濃厚接触者となられた方、さらには医療従事者や介護従事者など、すべての人を差別や偏見から守るため、士別市民は次の3つの行動をとることを、ここに、宣言します。

 

 3つの行動 

  1. 感染者や濃厚接触者、医療関係者等の思いを自分のこととして捉え、誹謗中傷や差別、偏見につながる行動は絶対にしません。
  2. 医療・介護従事者などコロナ禍の生活を支えてくれているすべての人たちに感謝し、応援します。
  3. コロナウイルスに関する正しい知識を身につけ、常に冷静に自分ができる最大限の感染防止対策をとって行動します。

 

 

この記事に関するお問い合わせ先

健康福祉部 保健福祉センター 健康推進係
電話番号 0165-22-2400

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