士別の野鳥アルバム

更新日:2023年02月20日

このページでは士別で観察された鳥たちを紹介しています。

博物館では、市内の鳥類について調査・観察しており、これらの写真は全て士別市内でここ数年で撮影されたものです。

野鳥観察と聞くと敷居が高く感じてしまうかもしれませんが、春には野鳥観察をする講座を開催していますので、まずはお気軽に参加してみてください。また、観察・調査は随時行っていますので、もし興味があれば一緒に鳥を探してみましょう。

カモ目

全体的に暗い茶色でくちばしの先と足がオレンジ色のヒシクイが歩いている様子の写真

ヒシクイ

(カモ目カモ科)

全体的に黒っぽい茶色で腹部が白っぽいマガンが群れで水を飲んでいるマガンの写真

マガン

(カモ目カモ科)

体は白く、首が長く黄色いくちばしの先が黒くなっているコハクチョウの写真

コハクチョウ

(カモ目カモ科)

体全体が白くくちびるが黒いアメリカコハクチョウが長い首を曲げて地面をつついている様子の写真

アメリカコハクチョウ

(カモ目カモ科)(注意)コハクチョウの亜種

体は白く、首が長く黄色いくちばしの先が黒くなっているオオハクチョウが水面を泳いでいる写真

オオハクチョウ

(カモ目カモ科)

くちばしは赤く、顔は白、頭や首元・背中のあたりがオレンジ色で胸は紫、お腹は茶色のオシドリのオスが3羽が水面を泳いでいる写真

オシドリ 

(カモ目カモ科)

くちばしや顔は黒く、後頭部は緑色で体は白が混じった灰色のヨシガモが水面を泳いでいる写真

ヨシガモ

(カモ目カモ科)

くちばしは黄色、光の反射で紫色に見える黒と緑色の顔で、体は薄い灰色のマガモのオスが3羽縦に並んで水面を泳いでいる写真

マガモ

(カモ目カモ科)

くちばしは先端が黄色く他は藍色をしており、胸のあたりは薄い茶色で体は黒褐色のカルガモ2羽が、枯草の上に座っている写真

カルガモ

(カモ目カモ科)

くちばしと前頭部は黒く後頭部は光の反射で紫色に見える緑色で背中は黒、胸は白、お腹は茶色のハシビロガモが水面を泳いでいる写真

ハシビロガモ

(カモ目カモ科)

くちばしと顔は黒く、胸は白、体は所々黒がまじった灰色で、黒い尾羽が長く伸びているオナガガモのオスと全体的に茶色や黒のまだら模様のメスが水面を泳いでいる写真

オナガガモ

(カモ目カモ科)

頭頂部は黒、目の高さから横にかけて白く、顔の下から胸にかけては茶色、体は全体的に茶色や黒でおおわれているシマアジが水面を泳いでいる写真

シマアジ

(カモ目カモ科)

顔は全体的に茶色で、目のあたりは緑色、体は全体的に灰色のコガモのオスが水面を泳いでいる写真

コガモ

(カモ目カモ科)

くちばしとお腹のあたりが白く、頭部は黒っぽい紫色、体は黒いキンクロハジロが水面を泳いでいる写真

キンクロハジロ

(カモ目カモ科)

目の周りに丸く大きな黒い模様があり、体は全体的に白く、くちばしと尾の部分が灰色のミコアイサが水面を泳いでいる写真

ミコアイサ

(カモ目カモ科)

赤黒いくちばしに、頭部全体と背中が黒く首から腹部にかけては白、尾の部分が灰色のカワアイサが水面を泳いでいる写真

カワアイサ

(カモ目カモ科)

カイツブリ目

くちばしと顔の目より上部分が黒く、目より下は赤茶色、体は黒交じりの茶色のカイツブリが2羽水面を泳いでいる写真

カイツブリ

(カイツブリ目カイツブリ科)

カツオドリ目

全体的に黒色のカワウが羽を広げ立っている写真

カワウ
(カツオドリ目ウ科)

ペリカン目

頭部から首は白く、目の上から横に黒い筋模様があり、体は灰色のアオサギが、浅い水面に立っている写真

アオサギ
(ペリカン目サギ科)

チドリ目

目の周りに黄色い毛が生え、仮面のような黒い毛が生えている、体は茶色、腹部は白のコチドリが浅い水面に立っている写真

コチドリ

(チドリ目チドリ科)

黒く鋭く長いくちばしに体は黒や茶色の斑点模様のようになっているオオジシギが枯草の上に立っている写真

オオジシギ

(チドリ目シギ科)

ハト目

首元に紫や緑色の模様があり全体的に灰色のカワラバトの写真

カワラバト(ドバト)

(ハト目ハト科)

灰色に茶褐色の模様が付いたキジバトが枯草の上に立っている写真

キジバト

(ハト目ハト科)

タカ目

トビが羽を広げて空を飛んでいる様子を下から写した写真

トビ

(タカ目タカ科)

黄色く短いくちばしで体は全体的に茶褐色のオジロワシが羽を休めている写真

オジロワシ

(タカ目タカ科)

黄色く短いくちばしで体は黒く、羽の根元あたりが白いオオワシが木にとまっている写真

オオワシ

(タカ目タカ科)

背中は灰色でお腹の部分は白と黒の細かい縞模様がついているオオタカがポールの上にとまっている写真

オオタカ

(タカ目タカ科)

背中は灰色でお腹の部分は白と黒の細かい縞模様がついているハイタカが木の板の上にとまっている写真

ハイタカ

(タカ目タカ科)

全体的に少し黒が混じった茶褐色のノスリを横から撮影した写真

ノスリ

(タカ目タカ科)

ハヤブサ目

顔から背中にかけては灰色で、首元は白くお腹のあたりは白と灰色のまだら模様になっているチゴハヤブサが木にとまっている写真

チゴハヤブサ

(ハヤブサ目ハヤブサ科)

頭頂部と背面は灰色で腹部は明るい茶色に黒の斑点のような模様が付いた子チョウゲンボウがロープのようなものの上に捕まっている様子を下から撮影した写真

コチョウゲンボウ

(ハヤブサ目ハヤブサ科)

カッコウ目

くちばしが黒く目が黄色で全身が灰色の毛におおわれたツツドリが背中を向けて木にとまっている写真

ツツドリ
(カッコウ目カッコウ科)

キツツキ目

全身が灰色や黒の斑紋でおおわれたアリスイが枯れ木の上にとまっている写真

アリスイ

(キツツキ目キツツキ科)

前頭部が赤く目の周りに黒い模様があり、背中は黄緑色で腹部は白いヤマゲラの写真

ヤマゲラ

(キツツキ目キツツキ科)

後頭部や尾羽付近が赤く背中が黒く顔や腹部が白いアカゲラの写真

アカゲラ

(キツツキ目キツツキ科)

腹部の下側がやや赤みがかり羽が白と黒の縞模様のようになっているオオアカゲラの写真

オオアカゲラ

(キツツキ目キツツキ科)

顔は白と茶色のまだら模様で、背中は縞模様になっているコゲラの写真

コゲラ

(キツツキ目キツツキ科)

スズメ目

後頭部の毛が少し伸び、背中に茶色の斑紋のあるヒバリの写真

ヒバリ

(スズメ目ヒバリ科)

頭頂部から背中にかけてと胸が黒く、顔や腹部が白いハクセキレイの写真

ハクセキレイ

(スズメ目セキレイ科)

頭から背中にかけては黄緑色で、腹部は少し黄色みを帯びた白のビンズイの写真

ビンズイ

(スズメ目セキレイ科)

くちばしが黒く体が全体的に灰色で頬の一部が茶色いヒヨドリの写真

ヒヨドリ

(スズメ目ヒヨドリ科)

目の周りに黒い模様があり頭や腹部は茶色、背中は灰色のモズの写真

モズ

(スズメ目モズ科)

目の周りや顎周辺が黒く、頭頂部がオレンジで灰色の冠羽がついたキレンジャクの写真

キレンジャク

(スズメ目レンジャク科)

体は全体的に灰色、顔はオレンジがかった色合いで、目の部分に横に細長く黒い模様があり、尖った冠羽がついているヒレンジャクの写真

ヒレンジャク

(スズメ目レンジャク科)

頭部や背中が黒く胸がオレンジで腹部が白いノビタキの写真

ノビタキ

(スズメ目ツグミ科)

頭部から背中にかけては緑褐色で腹部がオレンジ色のアカハラの写真

アカハラ

(スズメ目ツグミ科)

腹部は白く頭部から背中にかけては茶色を含む黒褐色のツグミの写真

ツグミ

(スズメ目ツグミ科)

腹部は白く背面は緑色のウグイスの写真

ウグイス

(スズメ目ウグイス科)

腹部は白く背面は緑色で目の上に白いラインが入っているセンダイムシクイの写真

センダイムシクイ

(スズメ目ウグイス科)

頭頂部に黒と黄色のラインがあり、体は黄緑と茶褐色のキクイタダキの写真

キクイタダキ

(スズメ目ウグイス科)

目の上と腹部が黄色く、頭部と背中が黒く翼の一部が白いキビタキの写真

キビタキ

(スズメ目ヒタキ科)

頭部から背中にかけては鮮やかな青で顔と胸あたりが濃い青、腹部は白いオオルリの写真

オオルリ

(スズメ目ヒタキ科)

白く丸い体に黒く長い尾羽がついたエナガの写真

エナガ

(スズメ目エナガ科)

顔の上半分は黒く下半分と腹部は白、背中は灰色のハシブトガラの写真

ハシブトガラ

(スズメ目シジュウカラ科)

頭頂部と胸のあたりが黒く、腹部は茶褐色背中は灰色のヒガラの写真

ヒガラ

(スズメ目シジュウカラ科)

頬の白い部分を除き顔は黒く首筋に黄色い模様があり白い腹部に黒い縦のラインが入っているシジュウカラの写真

シジュウカラ

(スズメ目シジュウカラ科)

背中は灰色で腹部が白く、目の位置に横に黒いラインが入っているゴジュウカラの写真

ゴジュウカラ

(スズメ目シジュウカラ科)

細長く少し曲がったくちばしに腹部は白く背面は茶色と灰色のまだら模様になっているキバシリの写真

キバシリ

(キバシリ目キバシリ科)

目の周りに丸く白い模様があり、頭部と背中は黄緑、腹部は薄い茶色になっているメジロの写真

メジロ

(メジロ目メジロ科)

頬の部分に白い模様があり、頭頂部と体は茶褐色のホオジロの写真

ホオジロ

(スズメ目ホオジロ科)

頭部は全体的に灰色で頬の部分に赤い模様があり、腹部は白く背中は茶色のホオアカの写真

ホオアカ

(スズメ目ホオジロ科)

頭部は灰色と黄色が混ざったような色で、腹部は黄色く、背中は茶色に黒の縦縞模様がが入っているアオジの写真

アオジ

(スズメ目ホオジロ科)

頭部は黒く頬のあたりにしろう模様があり、背中は茶色と黒の縞模様になっているオオジュリンの写真

オオジュリン

(スズメ目ホオジロ科)

腹部は白く、体は全体的に茶と黒が混ざったような色合いのアトリの写真

アトリ

(スズメ目アトリ科)

全体的に黄褐色でピンク色の太いくちばしを持つカワラヒワの写真

カワラヒワ

 (スズメ目アトリ科)

頭頂部が黒く、全体的に黄色で少し緑や黒が混ざっているマヒワの写真

マヒワ 

(スズメ目アトリ科)

全体的に赤みを帯び頭頂部や羽に灰色や黒の模様がついているベニマシコの写真

ベニマシコ

(スズメ目アトリ科)

頭頂部は黒、顔の横部分は赤く背は灰色で尾羽が黒く腹部が白いウソの写真

ウソ

(スズメ目アトリ科)

大きく白いくちばしを持ち全体的に茶褐色のシメの写真

シメ

(スズメ目アトリ科)

頭頂部から背中にかけては茶色に黒や白の模様があり、腹部は薄い灰色のニュウナイスズメの写真

ニュウナイスズメ

(スズメ目ハタオドリ科)

頭頂部から背中にかけては茶色に黒や白の模様があり、頬に黒い点が付き、腹部は薄い灰色のニュウナイスズメの写真

スズメ

(スズメ目ハタオドリ科)

頭部や腹部はクリーム色、首元は茶色く、翼は黒いコムクドリの写真

コムクドリ

(スズメ目ムクドリ科)

鮮やかなオレンジ色のくちばしに、体は黒く頬のあたりが白いムクドリの写真

ムクドリ

(スズメ目ムクドリ科)

くちばしが太く上嘴が曲がっており、全身が光沢のある黒のハシブトガラスの写真

ハシブトガラス
(スズメ目カラス科)

士別には何種類の鳥がいるの?

掲載されている写真を見ると、士別にも意外とたくさんの種類の鳥がいることがわかります。では実際は何種類くらいの鳥が士別に生息しているのでしょうか?
北海道では約500種の鳥が記録されており、普通種(迷鳥やまれに飛来するものを除いた種)は250種が確認されています。しかし、この数には海鳥も含まれており、内陸の士別ではこれよりも少なくなります。郷土学習シリーズ「士別の野鳥観察」(士別市立博物館,1989)では110種が掲載されています。30年近く昔の記録なので今ではいなくなっていたり、逆に探し出せていない種があったりするとは思いますが、現時点ではこの種数が目安になるでしょう。
現在博物館では何種類の鳥が士別に生息しているのかを改めて調査しています。
皆さんも珍しい鳥(例えば、ここで掲載していない鳥)の目撃情報をお持ちでしたら、ぜひ博物館まで(電話:0165-22-3320)ご一報ください。

参考文献

  • 藤巻裕蔵(2012)北海道鳥類目録 改訂4版,極東鳥類研究会
  • 士別市立博物館(1989)士別の野鳥観察,士別市立博物館
  • 河井大輔,川崎康弘,島田明英(2013)「新訂 北海道野鳥図鑑」,亜璃西社

この記事に関するお問い合わせ先

教育委員会生涯学習部 博物館
電話番号 0165-22-3320

お問い合わせフォーム

このページに対するみなさまのご意見をお聞かせください。
よりよいページにするため改善点をお知らせください。