移住者インタビュー5(江崎さん)

更新日:2023年12月26日

江崎さん夫婦がトマトを栽培しているビニールハウスの中で笑顔で写っている写真。

プロフィール

江崎 浩之さん、絵里さんご家族

札幌市内で建築業を経営していた江崎さんご夫婦は、子どもと一緒にいる時間を持ちたい、自然豊かな環境で伸び伸びと子育てをしたいと士別市朝日町に移住しました。新規就農として2年間の研修を経て農地を取得し、農業を営んでいるほか、建築業も経営しており、市内各地の建築に携わっています。

移住してから子どもも2人増え、2023年現在家族7人、移住10年目になります。

士別市に移住したきっかけと決め手

まずは移住先で何をしたいかを考え、子どもたちに「安心安全で美味しい野菜を食べさせてあげたい」との思いから農業を選びました。農業公社に相談したところ、士別市朝日町を紹介され、市役所に連絡しました。

市役所の担当者から現地視察をすすめられ、そこで訪れた朝日町登和里地区の緑豊かな自然に一目ぼれし、移住を決めました。

士別市に住んでみて

ほどよい田舎でとても住みやすいと感じています。自然豊かで空気もおいしく、街には商店もあり日常生活を送るには何不自由ない環境です。高速もあり、1時間ほどで大きな街に行けるのも魅力です。

はじめは小さい子供を抱えての田舎暮らしに不安もありましたが、地域の人々が温かく、色々と助けてくれました。地域との関わりが密で、地域行事なども慣れてしまえば居心地がよく、自分は積極的に参加しています。

また、子どもたちとの時間も増え、充実した日々を送れています。子供たちも思う存分遊び回り、伸び伸びと成長できていると感じています。

江崎さんご家族のお子さんたちが軽トラックの横で猫を抱きかかえている写真。
江崎さんご家族のお子さんたちが軽トラックの上で笑顔で映っている写真。

仕事のやりがいは

ビニールハウスの中で緑色のトマトが実っている様子

お客様から美味しいと購入していただき、そしてリピーターになってもらえた時に、やりがいを感じます。今では、SNSを通じて道内外の観光客の方から毎年注文が入るようになりました。

江崎さんがトマトを栽培しているビニールハウスの中で屈み、トマトを見ている様子

また、安売りをしないことをモットーに野菜を販売していて、はじめは高いといわれ売れない時期もありました。それでも安心安全でおいしい野菜にこだわった結果、世間に受け入れられ、徐々に売れるようになったのもやりがいの一つです。

移住を考えている方へ

ビニールハウスの中で栽培されているトマトの花が咲いている様子

やる気さえあれば大丈夫。あとは自分の信念を持ち続けることが大事です。

興味があれば、いつでも視察に来てください。移住について、私たちの経験でよければお話しますよ。

江崎さん夫婦がビニールハウスの中のトマトを見ている様子
江崎さんがビニールハウスの中でトマトの様子をみている写真