移住者インタビュー4(佐藤さん)

更新日:2023年02月15日

佐藤さんが羊と雲の丘の前で、ひつじのパンフレットを持っている写真

プロフィール

佐藤 泰祐(さとう たいすけ)さん

佐藤さんは、令和元年11月から3年間、士別市の「地域おこし協力隊」を務めました。
士別出身で、大学卒業後は道外や札幌市で働いていましたが、協力隊制度を活用してUターンしました。

ふるさとの観光資源 発掘・PRに尽力

隊員1年目は、市の観光係を手伝いながらSNSでの情報発信、羊と雲の丘のホームページのリニューアルなど、インターネットを活用したPR活動に取り組んだほか、羊を紹介するパンフレット「羊にまつわるエトセトラ」を作成しました。

めざす先が明確な羊の飼養や農業と違い、観光は範囲が広くさまざまな分野につながっているので、観光資源をどのようにPRしていくか、手探りで考えました。業務の合間には、市内各所へ行って観光資源を調査したり、写真を撮って情報発信していました。

2年目には、夏は羊と雲の丘のレストランやバーベキューハウス、冬は羊の飼養を手伝いながら、キッチンカーイベントを初めて開催しました。また、羊のパンフレットも、新たな情報などを追加して更新しました。

3年目にもキッチンカーイベントを開催し、退任後につながる活動を行うことができました。

活動で見出した 新たな魅力と課題

「ひつじのまち士別」で生まれ育っていながら、実は羊のことを何も知らなかったことに気づきました。

活動をとおして、このまちへの愛着が一層高まったと感じる一方で、情報発信の課題も見えてきました。

観光客に必要な情報量はどの程度か、どの発信媒体が一番注目されているかなど、時間をかけて考えていかなければならないと思います。

今後、羊と雲の丘をもっとPRすべく、さまざまなことにチャレンジしていきたいです。

ほかの牧場でやっていて、士別でやっていないことはたくさんあります。

牧場に、士別に、長く滞在してもらえるような仕掛けづくりに取り組んでいきたいです。

佐藤さんがパンフレットを開きながらデスクワークしている画像