地球温暖化とは、太陽から受けた熱の一部を吸収する「温室効果ガス」の急激な増加により、地球表面の大気や海洋の平均温度が上昇する現象です。
このまま地球温暖化が進行すると、平均気温の上昇、暴風、台風等による被害など深刻な影響が懸念されることから、大気中の温室効果ガスの濃度を安定させ、地球温暖化を防止することが人類共通の課題となっています。
士別市では、2007年3月に「士別市地球温暖化対策職員実行計画」を策定し、全庁的な省エネルギー化や廃棄物の減量化など、国の「京都議定書目標達成計画」に即した温室効果ガス排出抑制に取り組んできました。
COP21における「パリ協定」採択や、国の「地球温暖化対策計画」の閣議決定を受け、温室効果ガスの削減目標設定や取り組み内容の見直しを行い、2019年3月に「第2次士別市地球温暖化対策職員実行計画」を策定しました。
温室効果ガス総排出量のさらなる削減のため、事業者として省エネルギーの推進、再生可能エネルギーの活用、ごみの排出抑制に取り組みます。
2019年度から2030年度まで
本市が実施するすべての事務及び事業
種類 | 主な発生源 | 地球温暖化係数 |
二酸化炭素 |
・燃料の使用 ・他人から供給された電気の使用 |
1 |
メタン |
・自動車の走行 ・廃棄物の埋立処分 ・下水処理場における下水等の処理 ・浄化槽におけるし尿及び雑排水の処理 |
25 |
一酸化二窒素 | ・自動車の走行
・廃棄物の埋立処分 ・下水処理場における下水等の処理 ・浄化槽におけるし尿及び雑排水の処理 |
298 |
ハイドロフルオロカーボン | ・自動車用エアコンディショナ―の使用 | 12~14,800 |
2030年度における温室効果ガス総排出量を、2013年度比で33%削減することを目標とします。
温室効果ガス総排出量(t-CO2) | 削減量(t-CO2) | 削減率(%) | |
---|---|---|---|
2013年度 | 2030年度 | ||
19,121 | 12,672 | 6,449 | 33 |
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