家族経営協定とは?
経営の安定と発展、生活の向上を目標において、家族全員がお互いを尊重して
対等な立場で、農業経営面と生活面について十分に話し合い、取り決めを行って
いくことを『家族経営協定』といいます。
~具体的な例をあげてみます~
【わが家の経営目標】 経営状況を明確にし、経営方針等、家族共通の目標
【わが家の生活目標】 子どもの成長や家族構成にあわせた生活設計
【わが家の働き方のルール】 役割分担、収益の分配、休日の設定など
【わが家の暮らしのルール】 家事分担、育児・介護の分担など
【わが家の将来に向けて】 経営移譲、相続など家庭の意向の確認
~取り決めのポイントは?~
【!話し合い!】 経営や家計の実態を記帳し、現状を知り見つめ直しましょう。
改善すべき点を明確にし、どうすればよいかを考えましょう。
家族全員で話し合い、共同経営者としての意欲と責任をもち、
また、持てる環境をつくりましょう。
【文書化】 取り決めた内容がはっきりし、いつでも確認できます。
第3者に宣言することで、守ろうとする意欲が高まります。
【見直し】 常に家族で話し合いの場を持ち、必要に応じて内容を見直しま
しょう。話し合いを重ねることで、家族間に新しい信頼関係が生
まれます。
家族経営協定締結状況
協定締結家族数 令和元年12月1日現在
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士 別 市 |
78戸 |
家族経営協定を締結している認定農業者、主業農家の配偶者へは、政策的な支援があります。
これらを活用して、経営改善が進めることができます。
1.農業者年金の保険料助成
2.農業改良資金
3.果樹経営安定対策
※詳しくは農業委員会まで、お気軽にお問い合わせください。
☆家族経営協定書の記載例、各様式のダウンロードはこちらです。
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