ワクチンの効果と副反応(小児)

更新日:2023年02月15日

 新型コロナワクチンの接種にあたっては、新型コロナワクチンの説明書をよく読み、必ずワクチン接種の効果と副反応のリスクを十分に理解した上で、ご本人と保護者の意思にもとづいて接種を受けるかどうかお考えください。
接種を強要したり、未接種の方に差別的な対応をすることはあってはなりません。
(注意)新型コロナワクチンの説明書は接種券に同封しています

小児(5歳から11歳まで)のワクチン接種

接種するワクチンは「ファイザー社製」です

このワクチンは、日本において令和4年1月21日に特例承認されたものです。

(注意)長期安定性などに関する情報は限られているため、今後も引き続き情報を収集中です。

ワクチン接種の必要性

 小児においても中等症や重症例が確認されており、特に基礎疾患を有する者等、重症化するリスクが高い小児には、接種の機会を提供することが望ましいとされています。

「考慮すべき小児の基礎疾患等について」は公益社団法人日本小児科学会ホームページをご覧ください

 一方、これまでの感染で軽症が多く、重症化や死亡例がほとんど発生していないことから、接種については慎重な判断が求められます。

ワクチンの効果

 ファイザー社のワクチンは、5~11歳の小児においても、デルタ株等に対して中和抗体価の上昇や、発症予防効果が確認されています。オミクロン株に対しても、感染予防効果が期待されています。

副反応

 12歳以上の方と同様、接種部位の痛みや倦怠感、頭痛、発熱等様々な症状が確認されていますが、ほとんどが軽症又は中等度であり回復していること、現時点で得られている情報からは、安全性に重大な懸念は認められていないと判断されています。

予防接種健康被害救済制度

 ワクチンの接種によって健康被害が生じた場合には、国による予防接種健康被害救済制度があります。申請に必要となる手続きなどについては、住民票がある市町村にご相談ください。
予防接種健康被害救済制度については厚生労働省ホームページをご覧ください

接種後に副反応があらわれた場合

新型コロナワクチン接種後に、体内で免疫ができる過程で、接種部位の痛み、発熱、倦怠感等の症状が現れることがあります。

症状が出た場合、発熱や痛みには市販の解熱鎮痛薬で、かゆみや発赤には抗ヒスタミン剤やステロイドの外用薬(軟膏等)で対応いただけます。

症状が重い場合、長引く場合は、医療機関等への受診や相談をご検討ください。

(注意)ワクチン接種後4日程度の間に胸の痛み、動悸、息切れ、むくみなどの症状がみられた場合は速やかに医療機関を受診し、ワクチンを受けたことを伝えてください。こうした症状は、心筋炎・心膜炎にみられる症状です。

問い合わせ先

(1)症状が重い・長引く・病院受診する

事前にお電話の上、病院受診をお願いします。

(注意)中学生以下の方は、小児科への相談・受診となります。

  • 士別市立病院小児科 0165-23-2166

平日午前8時45分~午後4時(水曜日のみ午前11時半までの受付)

  • 名寄市立総合病院救急外来 01654-3-3101

平日夜間、土曜日、日曜日・祝日

(2)ワクチンの副反応や受診に関する相談

北海道新型コロナウイルスワクチン接種相談センター 0120-306-154

午前9時~午後5時半(平日、土曜日、日曜日・祝日)

(3)ワクチン全般に関する問い合わせや相談

厚生労働省新型コロナワクチンコールセンター 0120-761-770

午前9時~午後9時(平日、土曜日、日曜日・祝日)

(4)ワクチンの予約に関する問い合わせや相談

士別市新型コロナウイルス予防接種コールセンター 0165-22-0336

午前9時~午後4時30分(平日のみ)

この記事に関するお問い合わせ先

健康福祉部 保健福祉センター 健康推進係
電話番号 0165-22-2400

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