ワクチンの効果と副反応

更新日:2023年02月15日

新型コロナワクチンの接種にあたっては、新型コロナワクチンの説明書をよく読み、必ずワクチン接種の効果と副反応のリスクを十分に理解した上で、ご本人の意思にもとづいて接種を受けるかどうかお考えください。
(注意)新型コロナワクチンの説明書は接種券に同封しています。

ワクチンの効果

 日本で接種が行われている新型コロナワクチンは、新型コロナウイルス感染症の発症を予防する高い効果があり、また、感染や重症化を予防する効果も確認されています。時間の経過と共に感染予防効果や発症予防効果が徐々に低下する可能性はありますが、重症化予防効果は比較的高く保たれていると報告されています。
ただし、接種を受けても、感染を完全に予防できる訳ではありません。ワクチン接種に関わらず、適切な感染防止策を行う必要があります。

副反応

 現在日本で接種が進められているワクチンでは、接種後に、注射した部位の痛み、疲労、頭痛、筋肉や関節の痛み、寒気、下痢、発熱などがあります。こうした症状の大部分は、接種後数日以内に回復しています。

 厚生労働省では、ワクチン接種後に生じうる副反応を疑う事例について、医療機関に報告を求め収集しています。新型コロナワクチンの副反応疑いの報告状況については、専門家による評価結果と合わせて、審議会を開催して報告しています。

重大な副反応

  • 稀に起こる重大な副反応として、ショックやアナフィラキシーがあります。もしアナフィラキシーが起きたときには、接種会場や医療機関ですぐに治療を行うことになります。
  • ごく稀ではあるものの、ワクチン接種後に心筋炎や心膜炎が現れることがあります。初回免疫として2回接種後の10~20代の若年男性で頻度が高いことが示唆されています。また、日本においてはファイザー社ワクチンに比べてモデルナ社ワクチンの報告頻度が高いです。

(注意)ワクチン接種後4日程度の間に胸の痛み、動悸、息切れ、むくみなどの症状がみられた場合は速やかに医療機関を受診し、ワクチンを受けたことを伝えてください。心筋炎・心膜炎と診断された場合は、一般的には入院が必要となりますが、多くは安静によって自然回復します。

予防接種健康被害救済制度

ワクチンの接種によって健康被害が生じた場合には、国による予防接種健康被害救済制度があります。申請に必要となる手続き等については、住民票がある市町村にご相談ください。

接種後に副反応が現れた場合

新型コロナワクチン接種後の副反応への対応方法については、下記のファイルをご覧ください。

 (注意)ワクチン接種後4日程度の間に胸の痛み、動悸、息切れ、むくみなどの症状がみられた場合は速やかに医療機関を受診し、ワクチンを受けたことを伝えてください。こうした症状は、心筋炎・心膜炎にみられる症状です。

問い合わせ先
1.症状が重い・長引く・病院受診する 事前にお電話の上、病院受診をお願いします。
士別市立病院0165-23-2166
中学生以下の方は、小児科への相談・受診となります。
  • 士別市立病院小児科 午前8時45分~午後4時(水曜日のみ午前11時半までの受付)
  • 平日夜間、土曜日、日曜日・祝日は名寄市立総合病院緊急外来01654-3-3101
2.ワクチンの副反応や受診に関する相談 北海道新型コロナウイルスワクチン接種相談センター
午前9時~午後5時半 電話0120-306-154
3.ワクチン全般に関する問い合わせや相談 厚生労働省新型コロナワクチンコールセンター
午前9時~午後9時 電話0120-761-770
4.ワクチンの予約に関する問い合わせや相談 士別市新型コロナウイルス予防接種コールセンター
午前9時~午後4時30分(平日のみ) 電話0165-22-0336

この記事に関するお問い合わせ先

健康福祉部 保健福祉センター 健康推進係
電話番号 0165-22-2400

お問い合わせフォーム

このページに対するみなさまのご意見をお聞かせください。
よりよいページにするため改善点をお知らせください。