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平成29年度士別市教育行政執行方針

  教育行政執行方針

士別市教育委員会 教育長 安川 登志男

[平成29年士別市議会第1回定例会・平成29年2月22日]

 

PDF文書でご覧になりたい方はこちら → 「平成29年度教育行政執行方針」 (323KB)(PDF文書) 

 

 

 

 

 

 平成29年第1回士別市議会定例会にあたり、新年度に向けて教育行政の執行に関する所信と基本方針を申し上げます。

 

 総合教育会議において策定された教育大綱の基本理念を基に、すべての子どもたちが、士別で育ち・学ぶことに誇りを持ち、自らの意志を持って、人にやさしく、自分を大切にし、夢の実現に向かって進む豊かな人格を養うことをめざした教育を進めてまいります。

 

 学校教育の推進

 

 第1に、学校教育の推進であります。

 

 学校教育については、主体性と創造性を備えた、豊かな人格の子どもを育てることを目標に、基礎的・基本的な知識の習得に向けた取り組みや、確かな学力を確立するために必要な時間の確保、また、児童生徒が「他人を思いやる力」、「他人の心を感じとる力」、「他人と協力しあう力」、「自分の感情をコントロールする力」を身につけられるよう、学習指導の工夫・改善を図ります。また、これらの実践的取り組みの成果を授業として情報発信するとともに、教職員の専門的知識や指導力向上に向けた研修を推進いたします。

 

 学校と地域住民や保護者が、力を合わせて学校運営に取り組むための新たな制度である学校運営協議会制度、いわゆるコミュニティ・スクールの導入をめざします。この制度は、今までの「地域に開かれた学校」から一歩踏み出し「地域とともにある学校」へと転換していくもので、それぞれの地域にふさわしい制度づくりを基本に29年度を準備期間とし、30年度には上士別・多寄・温根別・朝日の各地区、31年度には市内全地域で導入を図ります。

 

 士別東高校が取り組んでおります「生徒個々に応じた教育の充実」にあたりましては、生徒が「東高で学んで良かった」と思えるような魅力ある学校づくりに対して適切な支援を行っていきます。

 

 いじめについては、各種アンケートなどによる早期発見ときめ細やかな対応を図り、不登校への取り組みについては、適応指導教室「ウィズ」の一層の充実により児童生徒の居場所を確保します。また各学校との連携を進めるとともに、各種情報交換や研修の機会を充実し、問題行動などの未然防止や早期対応に向けた学校内の指導体制の充実を図ります。

 

 地域資源を活かした教育の実践として、小学校3年生から6年生の総合的な学習として取り組んでおります農業学習については、28年度の実績を踏まえ、基幹産業の農業について学びながら、学校と地域社会の連携、積極的な人材の活用を通して、さまざまな体験機会の提供を図るとともに、異なる世代との交流を高める学習活動を展開します。

 

 特別支援教育については、児童生徒個々に応じた細やかな支援の充実をめざして、特別支援教育支援員を増員し、学校内での支援体制を強化してまいります。

 また、新たな取り組みとして、明らかな知的遅れがないにも関わらず、「読み」「書き」「計算」に困難が認められる学習障がいに対し、小学校入学後の早い段階で検査を行い、対策を講じる事業を展開します。

 

 外国語によるコミュニケーション能力の育成については、児童生徒の国際化に対応できる学習活動を推進するため、英語指導助手の体制の充実を図るとともにその活用をさらに促進し、外国語教育の充実に努めます。

 さらに、32年度から小学校5・6年生で教科とされる外国語活動に対し、小学校教員の指導力向上を図るため、29年度は専属の指導教員1人を特別に配置し、英語力の向上を図ります。 

 

 学校給食については、地元の農畜産物や旬の食材を使用した「ふるさと給食」を実施し、食を通じて自然の恵みや地域の産業を理解することや、食文化の継承を図ることができるよう内容を更に充実し、衛生管理の徹底を図り、美味しく、安全で安心な給食の提供に努めます。

 学校における食物アレルギーについては、関係機関と更なる連携を図り対応します。

 

 児童生徒のコミュニケーション能力を育む芸術表現体験の推進については、一層の充実を図り、感性豊かな自己表現やコミュニケーション能力等を醸成してまいります。

 

 小中学校を訪問する「こども夢トーク」と中学生による「子ども議会」を実施し、まちづくりへの子どもたちの意見やアイデアを聴きながら、子どもたちにとって夢のあるまちづくりを進めるとともに、子どもたちの市政に対する学習意欲を向上させ、活気あるまちづくりに向けて、興味と関心をもつ子どもの育成に努めます。

 みよし市とのこども交流事業による児童の受け入れについては、本市の恵まれた自然環境を活かし、本市児童との交流と体験の提供を行います。また、みよし市への派遣については、昨年と同様9月に行うことによって、本市との気候や生活環境の違いを学ぶことができるように研修内容の充実を図ります。 

 

 学校図書館については、管理体制の整備充実を図るとともに、各学校における蔵書内容を充実し、引き続き小学校に学校司書を配置することで、児童生徒の読書習慣の定着や、文芸活動の一層の推進に努めます。

 

 また、非核・平和教育を進めるとともに、環境教育や消費者教育についても積極的に教育活動に取り入れます。

 

 さらに、男女共同参画社会の実現については、継続して児童生徒に対し基本理念が浸透するよう指導を行ってまいります。

 

 教育施設の改善については、学校施設の早急な耐震化等が求められていることから、29年度は温根別小学校体育館の耐震改修を行い、多寄中学校体育館の吊り天井を撤去するとともに、朝日中学校の耐力度調査を行います。また温根別小学校及び多寄中学校は、防水対策や外壁塗装など校舎の改修も合わせて実施します。

 小中学校の適正配置の取り組みについては、28年度に改訂した士別市小中学校適正配置計画に基づいて作業を進めます。

 

 

 社会教育の推進

 

 第2に、社会教育の推進であります。

 

 社会教育については、自発的な学習活動を支援することによって、積極的に活動する市民の育成に努め、地域社会を創造していくエネルギーを高める公的社会教育の実現をめざします。

 

 生涯学習情報センターについては、生涯学習活動の拠点施設として、すぐれた芸術作品や貴重な歴史資料などを展示紹介します。さらに、市民の創作作品を発表する場としての機会を増やすなど、文化芸術によるまちづくり活動を推進してまいります。

 

 市立博物館では、松浦武四郎が天塩川流域を調査してから160年を迎えるにあたって、流域市町村との連携を図りながら、松浦武四郎の魅力と天塩川での足跡やそれをとりまく人々にスポットをあてた「松浦武四郎の天塩川探検160年」の展示、また本市在住の版画家小池暢子氏のあゆみをふりかえる展示を中心に、各種講座等を開催します。

 

 市立図書館では、児童向け専門図書等の充実に努めるとともに、過去の地元新聞など郷土資料の電子化を進め、情報発信の場としての機能を拡充します。また多くの市民が集う楽しい広場として活気に満ちた魅力ある図書館づくりを進めます。

 

 つくも青少年の家については、施設の老朽化が著しいことから、施設統合を含め、今後の施設のあり方について、引き続き検討するとともに、活動プログラムについては、恵まれた周辺環境を活用して、さまざまな研修に対応します。

 

 公民館活動では、公民館講座を中心に、異なる世代にわたる幅広い分野での講座を展開し、新たなグループ・サークルの組織化を図り、市民学習の充実に努めます。また高齢者教育では、九十九大学と大学院における学習プログラムや生徒会活動の更なる充実を図るとともに、青年教育と女性教育では、集い学習する機会の提供を推進し、ネットワークを構築しながら、活気あるまちづくりへ向けた人材育成に努めます。

 

 

 青少年の健全育成

 

 第3に、青少年の健全育成であります。

 

 子どもたちが、安心して明るく生活することができる環境を整えるため、関係各機関との情報共有と相談体制の充実を図るとともに、青少年指導センター活動の充実に努め、家庭の教育力の向上と地域における青少年の育成能力の向上を図ります。

 

 学校支援地域本部については、地域住民の協力によって、引き続き学校支援体制の充実に努めてまいりますが、学校と地域の関係を「支援」から「連携・協働」へ、「個別」の活動から「総合化・ネットワーク化」へと発展させる、地域学校協働本部への移行を検討し、コミュニティ・スクールの導入とともに、地域で子どもたちを育む体制の構築に努めます。

 

 家庭教育事業については、子どもが家庭で健全に育つ情報を保護者に提供しながら、子どもの健やかな心と体の成長を願い、生活リズムチェックシートを活用することで、幼児期からの「早ね早おき朝ごはん」の基本的生活習慣の確立をめざします。

 

 地域子ども会活動については、リーダー養成研修会の内容を充実させるとともに、他市町村との交流を深めながら、活動の活性化を図ります。

 

 チャレンジスクール事業については、地域の教育力を活かした運営によって、引き続き市内の小学4年生を対象に、望ましい生活習慣の定着に向けた取り組みを進めます。

 また、小学生の夏・冬の長期休業期間中に、学力と体力向上を目的として、子どもの学習や運動習慣の定着を推進する「チャレンジ寺子屋」の充実をめざします。

 

 子どもたちに豊かな体験を提供する「土曜子ども文化村」については、「体験館」として、茶道などの文化活動のほか、市内企業の協力による職業体験を実施し、体験活動の充実に努めるとともに、「音楽館」としてさまざまな楽器に親しみ、29年度からは新たに「美術館」として、芸術体験を通じて、創造力の豊かな子どもの育成に努めます。 

 

 

 芸術・文化活動の推進

 

 第4に、芸術・文化活動の推進であります。

 

 芸術文化の振興については、文化振興条例に基づいて、市民の自発的な活動の支援や創作活動の活性化に努めるとともに、芸術鑑賞機会の提供や文化関連事業の開催、市民文化センターやあさひサンライズホールなど文化施設の機能充実をはじめ、各種指導者の育成に取り組みます。

 市民文化センターについては、増改築から20年が経過していることから、冷暖房に関わるボイラー設備の改修を行うとともに、大ホール舞台吊り物用ワイヤーロープの更新を行い、快適性と安全性を向上させます。

 

 市民総合文化祭については、日常の文化芸術活動を集約して発表する場として、内容の充実に努め、さらに市民の創作創造意欲を高める取り組みにつなげてまいります。

 

 

 文化財の保護と活用

 

 第5に、文化財の保護と活用であります。

  

 地域の伝統文化や郷土の歴史を学び、後世に伝えていくため、文化財や史跡などの保存管理や調査研究に努め、市民の学習教材として幅広く活用できるように保護を進めます。

 また、無形文化財については、その継承に努めるとともに、子どもたちに鑑賞や体験の機会の提供を行うことによって、ふるさと意識の醸成を図ってまいります。

 

 

 市民スポーツの推進

 

 第6に市民スポーツの推進であります。

 

 スポーツの振興については「健康・スポーツ宣言都市」として、体育協会やスポーツクラブをはじめとした関係団体との連携のもと市民の健全な心と体づくりや競技力の向上など各種事業を一層充実させ、笑顔あふれる元気なまちをめざします。

 士別市まち・ひと・しごと総合戦略重点プロジェクトのひとつである「合宿の聖地創造事業」では、合宿の里士別推進協議会などとの連携強化を進め、「合宿の里士別ステップアッププラン」の充実を図ります。

 中央省庁や各競技団体、実業団や大学への要請活動を積極的に行い、トップアスリート合宿の継続的開催と新たなチームの招致をめざします。 

 また、市民や選手のニーズに対応するために、陸上競技場やグリーンスポーツランニングコースの改修、南郷プールのコースロープの更新を行うとともに、朝日農業者トレーニングセンターのトイレをバリアフリー化し、障がい者スポーツの拠点となるよう整備してまいります。

 

 2年目となる「ホストタウン」事業は、台湾のウエイトリフティング選手の受け入れを実現し、武道や日本文化など幅広く市民との交流を深めるとともに、今後の文化や教育などの市民交流を進めるにあたり、新たに設立された「士別地域日台親善協会」との連携に基づいて、具体的な交流事業の展開を図ります。

 

 さらに、昨年記念大会として盛大に開催したハーフマラソンやジャンプ大会などのスポーツイベントは、本年は新たな歴史に向ってスタートを切ります。

 記念大会を通じて、関係者から提示された課題の解決を基本に、より一層充実した大会の実現をめざします。

 

 スポーツ施設について、昨年鉄骨を解体した朝日プールは、フェンスの設置、塩素注入器の更新や保温シェルターの整備など、利用者への安全対策を図ります。また、三望台シャンツェは、老朽化した散水用ポンプ、スプリンクラー、放送器具を更新します。

 日向スキー場第一リフト建設工事では、搬器をペアリフトとし、総延長を約530mとする本体工事や、夜間照明全面改修などの電気設備工事を行い、11月のリニューアルオープンをめざします。あわせてオープニングイベントの開催など利用者の視点に立った取り組みを進めます。

 

 以上、教育行政を進める上での、具体的な考えを申し上げましたが、教育大綱を踏まえ、生涯学習社会の推進に向けて、学校、家庭、地域が一体となって取り組む、民主的教育環境の実現をめざして努力してまいりますので、市議会議員をはじめ、市民の皆様方の深いご理解とご協力をお願い申し上げ、教育行政の執行方針といたします。

  

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