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簡単な止血方法

かんたんな止血方法を紹介します。

 傷などを負ったとき、出血量が循環血液量の10%以内であれば、脈拍数がわずかに増加する程度ですが、10%以上の出血になると様々な変化が出現してきます。
  また、一般に
血液の20%が急速に失われると 出血性ショックという重い症状になり、30%を失えば生命の危機に瀕するといわれています。成人の全血液量は、体重の約1/13で、男性80cc/kg、女性70cc/kgといわれています。 
 

 

 出血の種類

 

 動脈性出血

  動脈性出血とは動脈が破れることによって起こるもので、血管が脈打ち、鮮かな紅色の出血をすることがが特徴であり、大きな血管の場合は、瞬間的に多量の血液を失って、失血死の恐れがあります。
 緊急に応急手当を必要とするのは、この動脈性出血です。 

 静脈性出血

 静脈性出血はにじみ出るような出血の仕方と暗赤色を呈し、四肢損傷では静脈圧が低く、短時間に多量出血するようなことは少ない。
 応急処置として創部をガーゼで圧迫することにより止血できます。

 毛細血管系出血

 毛細血管性出血は動脈血と静脈血の中間色で、普通そのままにしておいても自然に止血します。


 止血方法

 直接圧迫止血

 傷口の上をガーゼやハンカチで、直接強く押さえてしばらく圧迫します。包帯をきつめに巻くことでも、同様の止血効果があります。

 直接圧迫止血の図

 

 間接圧迫止血

代表例

 

 

わきの下での止血

 わきの下の窪みの中央から親指で上腕骨に向けて脇窩動脈を圧迫します。

 間接圧迫止血 わきの下での止血

 太もも付け根の圧迫

 掌を太ももの付け根に当て、肘を伸ばして体重をかけ、大腿動脈を圧迫します。

 間接圧迫止血 太もも付け根の圧迫

 鎖骨付近での圧迫

 鎖骨上の窪みに親指を当て、鎖骨下動脈を体の中央下方に向かって圧迫します。
他方の手で頭部を受傷側に強く傾け、鎖骨上窩の緊張をとり、圧迫を助けると効果的です。

 間接圧迫止血 鎖骨付近での圧迫

 緊迫止血

 三角巾などを適当な幅にして、それを中央から2つ折にします。
そこへ両端を交互に差し込んで出血が止まる程度引き締めます。

 間接圧迫止血 緊迫止血1
 間接圧迫止血 緊迫止血2
 

 
 

  

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